香織に図書室の奥の物置まで押し込まれた
「香織!だめ!、、」
「なんで?、、どうして?、、」
香織は僕の股間をさする
あっという間に固くなる
「こーふんしてるじゃん?」
「だめ、、だってば、、」
「瑞希くん、好き・・・大好き、、」
香織、諦めてくれなかったんだな・・・
どうしよう
今の僕には大した抵抗はできない
香織の顔が近づく
「好き・・・」
「香織、僕は、僕の好きな人としかしない」
「・・・・・ずるいよ」
「ごめん・・・・」
「瑞希くんのそういう所も好き・・・けど、今はもうダメ。今日は私のモノになって?」
「ごめん・・・無理」
「・・・・・・好きな人って?誰?」
「それは・・・・」
「はいはい、ストップ」
村田先生?
どうしてここに・・・・
珍しく焦ってる様子
「香織ちゃん、無理矢理してもダメだよ」
「でも・・・欲しいんです」
「いや、ほら、瑞希くんよりいい男なんていっぱいいるよ」
村田先生が香織を抱き締めてなだめる
「私は瑞希くんがいいの」
「・・・・香織ちゃん」
「瑞希くんじゃなきゃ嫌・・・瑞希くんじゃないとダメ」
こんなに思ってくれているけど
やっぱり僕は姉さん以外考えられない
今ここで正直に
香織に姉さんが好きって告げたら
何をするか分からない
だから言わないほうがいい
「瑞希くんはね、好きな人がいるんだよ。諦めなさい」
「嫌・・・」
「・・・香織ちゃん、人にはいろんな立場があって程よい距離を保ってみんなが暮らしてるんだよ」
「・・・」
「瑞希君には好きな人がいる。彼が二股をかけるような事ができない男の子なのは分かってるでしょう?彼の立場も分かってあげなさい」
「・・・うぅ、、」
香織が振り返った
僕をにらんで指さした
「瑞希君よりいい子見つけるから!私をフッた事後悔させてやる!、、、」
香織が走り去った
村田先生はため息をついて僕にげんこつした
「おばかね」
「・・・・前にはっきりと伝えたつもりだったんですが」
「罪な子ね」
村田先生が時計を見てまわりをきょろきょろ見渡す
にやっと笑う
何?、、、
「さて、香織ちゃんの代わりに私がレイプしよっかな」
「手わきわきさせないでください」
「いい?」
「教員生活が終わってもいいなら」
「冗談よ」
「・・・・、、」
図書室から出た
香織が待っていた
「香織・・・」
「瑞希君なんか大嫌い」
「・・・ごめん」
「これからも一番の友達でいさせて」
香織が涙を流して微笑んだ
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