休憩時間中に俺に群がるクラスメイトたち!
「隼斗くんかっこいいー!」
「はは、センキュー、センキュー♪」
「外国暮らし長いの?日本語上手だねー」
ふはは!皆の心を鷲掴みっ!
本日中に一人は食えるな・・・・
と言いたい所だが
彼女・・・彼女だ
彼女を俺のものにしたい
今度はこっちから質問だ
あいにく彼女はいない
「有村さんって綺麗だけど芸能人?」
「彩花ちゃん?芸能人じゃないけど有名人・・・ま、内緒だねー」
「教えてよー」
「内緒内緒!彩花ちゃん宝塚行ってほしいよー!女の私でも惚れるもん!身長高いし凛々しいしー」
凛々しい彼女はいずこへ
てか、有名人・・・?で止まったのはなんでだろ
「隼斗くん、良かったね!このクラスのモテモテランキング"二位"は間違いないよ?」
「そっかー!よかったよ!いぇいいぇい!・・・・・い?」
二位?
二番目?
二流?
この俺が?
二位?
セカンドぉおお!?
「ちなみに一位って?」
「彩花ちゃんに決まってるじゃーん♪」
授業中・・・彼女の横顔を見てる
ま・・・・勝ち目ないな
俺、こんな敗北感味わったの初めてかも
彼女に負けるとは・・・オンナノコにー!
「私の顔になんかついてます?」
「あ、いや・・・髪型短いの似合うね」
「あー、どうも・・・楽チンだしね」
クールだな・・・もっとキャピキャピしてくれよー
胸の発育はどんな感じなんだろうか
「授業わかる?」
「へーき・・・・」
待て!俺!チャンスだぞ!
考えろ!考えろ!
ここは・・・
「じゃないから教えてくれると嬉しいな♪」
「あ、うん。どこらへんが分からない?」
「えーと・・・」
うんうん、これだこれ
じょじょに仲良くなって。
だんだんボディタッチが増えて
頬を紅く染めるようになって
ガバッツツツツツ!!と!
「おはようございます。ぼっちゃま」
「あ?」
「日曜日でございます。」
「あぁ・・・・」
色々落とし方を考えていたらなかなか寝れなかった!
有村彩花か・・・いい女だが
彼女はロングヘアーのほうがもっと魅力的になるだろう!これは間違いない!
俺様が言うのだから!
「ニヤニヤしてないで外出したらどうですか?」
「あへへへ、、、へ?へ・・・へぃ・・・中津さんのどこかに連れてって」
「・・・・・かしこまりました」
「今の間は[めんどくせぇガキだな]って思ったんですかね?」
「はい」
「否定してください!」
休日かよ・・・どうしよ
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