ついに冬休みになった
ポルシェ カイエンでお迎えにあがる
我が姫よ!
今迎えに行くぞ!
「彩花様の親子様には連絡いたしました」
「中津!?」
「これは義務です」
「なにしてんだよ!ダメになるかも」
「快く了解してくれましたよ」
「ちなみに・・・父親?母親?」
「父親です」
「はぁ・・・有村先生はよい人だ、将来はお父様と呼ぶ人がそのような人格者でよかった」
あの母親に連絡が行ったらどういう事になったのだろうか
彩花は学校の校門近くで待っていた
ニコッと笑って手をふる
車中で抱くか!たまらん!
荷物は簡素なバックひとつか
女の子っぽくないバックを使うな
美少女なのだが美少年に見える・・・とびっきりの
男の子っぽい・・・
それがまた・・・
ちなみに俺はどっちもイケるぞ
・・・・・ジョークだ
彩花は短い髪を撫でた
しぐさはやはり女の子
「よろしくおねがいします」
「いぇーい、彩花!冬休みをエンジョイしようぜぇーい♪」
「いぇすいぇーす♪」
ハイタッチした
くっそかわいいい////
「お母さんには言った?」
「・・・・リビングのテーブルに30万おいてあった」
「え?」
「冬休みの間は金をやるからどっかに行って大人しくしてろって事、毎年そうだった」
「彩花・・・・」
抱き締めてやる
「かわいそうに、俺が守ってやる・・・」
そうささやいた
これで落ちたろう・・・
「中津さん!空港までに寄りたい所があるんですが」
「かしこまりました。どちらへ?」
あれ?俺・・・空気を抱いてた?
「葛城くん?なにしてんの?」
「お・・・おう、空気を抱き締めてる」
「ははっ変な子っ」
この俺が・・・・変な子・・・
もういい!
彩花にならなに言われたっていいっ!
空港についた
よし行こう、北陸へ!
「荷物はこちらへ」
「中津さん、ありがとうございます」
「いえ、」
中津が微笑んだ
はじめて見たな
「中津さんいい執事さんだね」
「そうか?俺にはキツいぞ」
「ふーん」
「ん?」
「中津さんね、きっと葛城くんの事愛してるよ」
「は!?」
「勘だけどねー♪」
中津が・・・俺を?
彩花め、何を言うんだ
中津・・・そうだったのか
中津が荷物を運んで戻ってきた
「中津」
「はい、ぼっちゃま」
「・・・あ・・・・」
「・・・・」
「い・・・・」
「・・・・・」
「す・・・食べたい!アイス食べたい!」
「かしこまりたした」
ふざけた事ぬかしたらころすって眼だったぞ・・
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