イギリス、ロンドンの空港に到着した
姉さんと手を繋いで歩く
「お姉ちゃんの手を離すでないぞ!」
「はーいっ♪」
鼻息を荒くして張り切ってる、、、
頼りになるお姉ちゃんで助かります
咲子さんは手配してあるホテルに連絡を取っているようだ
海外旅行の経験の少ない僕にとっては頼もしいお二人
……僕も頼られるようになろう、がんばって
タクシーでホテルに向かう
ロンドンのタクシー運転手さんってカーナビ使わないんだな
いやぁ、しかし……渋滞がひどい
「瑞希くん、御夕飯は期待しちゃだめだよ?絶対にだよ」
「んん?」
姉さん、なんだろいきなり……
ホテルに着いた
姉さんと咲子さんが流暢な英語で受け付けをすませた
「瑞希くんお待たせぇ♪」
「大柴さんっぽくなかった、すごい」
「いつもは君にメロメロだからブレブレになるんですよぅ、、、、」
フニャフニャした姉さんの手をひいて客室へ
三人泊まれる部屋かぁ
ひろい!
姉さんは荷物を放り投げてベッドにダイブした
「姉さん、お行儀悪いよ」
「こまけぇこたぁいいんだよぅ!カモンおとうとっ!」
「え、、、じゃ、失礼しますっ!」
躊躇いつつ、遠慮しがちに、、、
ばふっとベッドにダイブした
「やわかぁい、、」
「でしょでしょ、、」
ふわふわでふかふかだぁ、、、
僕も稼げるようになったらこんなベッドほしい
咲子さんはクスクス笑いつつも仕事の準備をしている
「彩花、瑞希くん、楽しんでおいで。私は仕事に行ってくるよ」
「はぁーい!」
二人で返事をして咲子さんを見送った
さぁ、て、、、どうなるんだろ
この旅行
「瑞希くん」
「ん?」
「早めに腹ごしらえしよっか」
「うん、イギリス料理たのしみに....」
「ちがう、、、」
「は?、、、」
手首を掴まれて、、、
あっという間に、、、
もーやだ!!、、、
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