結斗もきゃっきゃしながら時おり私の舌をつまむ
「きもかわい!」
「キモかわいいですか、、」
「もっとちゅーしよ?」
首をかしげる結斗
さすがにのぼせるだろうからもうやめさせよう
「だぁめ、ちゅーおしまい」
「むー」
「はいはい、上がるよ」
お風呂からあがり
寝室で添い寝
結斗がまた擦り寄ってきて私の口にチューしてきた
「こーらっ」
「ママ、ちゅー」
「もう・・・」
唇を合わせてチュッチュ
これ、ファーストキスにはノーカンだからね。息子よ
好きな子できたらいっぱいしてほしいけど
それまでママがいっぱいしちゃうからね
ほんっとにどうしようもないバカ親だわな私・・・
一秒くっつけ
すぐ離す
そんなかるーいキス
今までもこれからも変わらないはず
ただ、今日はちょっと違う
すこし、長い
時間にすると3秒くらい
顔を離すと結斗が照れたように微笑む
これにはきゅんきゅんしてしまう
私も唇を尖らせて顔を近づけていく
正直我が子はもてる
女の子に囲まれるのはしょっちゅう
でも・・・・キス魔になるのは私にだけ
マザコンなのかなぁ
マザコン・・・なんだろうなぁ
ちゅっちゅしてりうちにもう一時間たってた
さすがにもう寝ないと
結斗を抱き締めて眠らせた
手のかかる子だけど
いまのうちだけ
手がかからなくなったら私から離れていく
それまでいっぱいわがまま言ってね・・・
それから
しばらく・・・すこし変化があった
チューは毎日してた
それは変わらない
今日は
少し変だった
結斗とソファーでちゅっちゅしていたら
ふいに結斗が舌を入れてきた
びっくりしたけど一瞬だった
まぁ、そういう事もあるかと思った
けど、次の日も入ってきた
その次の日もその次も
入ってきた
ちょっと不安になりつつもキスをつづけてた
結斗も父親がいなくて寂しいもん
このキスも大事なスキンシップだもんね・・・
「ママ、ちゅーするよ」
「う、うん・・」
屈んで引き寄せられる
こうゆいのは自然と子供の方から拒絶するって聞いたけどな
結斗は今日もキスをせがんで
そして・・・
また口の中に舌を入れてきた
ちょっと追い出すか
自分の舌で結斗の舌を追い払おうとした
ぬちゃっ
ちょっと舌と舌が擦れた
結斗は顔を離して首をかしげた
そして、凝りずに
また私の口へと向かってきた
そして
また口の中で
舌と舌が・・・
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