姉と弟の生活に一週間がたった深夜、雷鳴が天地を揺るがしていた。
隣の部屋から美紀が洋介の部屋に入って来たと同時に、雷鳴と美紀の叫ぶ声で飛び起きた洋介【ねっ姉ちゃんどうしたの?】
美紀は何も言わずに洋介のベッドに飛び込んだ。子供の頃、雷鳴の度に父親の懐で丸くなっていた美紀を思いだした洋介、美紀の身体をぎゅっと抱き締めた。
洋介の左腕が美紀の腕枕になり右腕は背中に回していた。ノーブラ、そしてワンピースのパジャマが捲れ、目には見えぬパンティーに隠された尻を想像してしまったのだ。こんな状況で姉の裸体、姉はどんな風に悶えるのだろう?妄想が下半身を緊張させていた。
美紀は洋介の広い胸板に腕を畳み寄り添っていた。そして小さな声で「洋ちゃん握ってもいい?握ってると凄く安心できるの。ダメ?」
【えっ握るって?】
美紀の左手がパンツ越しに洋介の下半身をそっと触った。
【あっ!姉ちゃん…】
更に美紀はトランクスの前部からペニスを引き出した。美紀の心中には不謹慎な考えなどなかった。何故なら夫のペニスも同様に握って眠りについていたからだ。
しかし、安堵するはずの自分の呼吸が細かく震えだしている。(何で?私…意識なんてして無いのに…)
だが美紀の手は洋介のペニスを強弱をつけて握り、ゆっくりだが上下に動かしてしまったのだった。
その行動に洋介が反応した。背中に回した右手が美紀の尻を擦った。ピクリと尻が跳ねる…拒否をしない美紀の尻を更に触り続けると、美紀は顔をベッドに沈めた。その仕草が洋介の下半身を更に緊張させてしまった。ピクリと反応する美紀の尻、もどかしく左右に揺れていた。パンティーに滑り込んだ手はゆっくり丘へと向かった。丘にたどり着いた手に美紀の手が重なった。だがその手に拒否する意思は…手を添えたままの美紀の脚はゆっくり開き始めていたのだ。
吐息なのか喘ぎ声なのか…呼吸を乱し洋介の胸に唇を這わせる美紀、添えた手を洋介の背中に回してしまうのだった。
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