さあ起きて!
翌日の朝早く、母に起こされた。昨日の疲れは取れたのか、元気そうだ。口も滑らかそうだ。まあ、実家にいた頃から、母は早起きだったのだが。
姉と私の弁当を丁寧に作るため、朝5時には起きて忙しく動いていた。
朝食の準備、掃除洗濯、家事全般をこなした上で、九州の井○屋という老舗デパートの化粧品売場で、パート販売員として勤務もこなしていた。
さあさあ○○ちゃん起きて!今日もあるでしょ。大事な用事が!
少しヒステリックに母。私は、そんなことよりも、明日の入社式のことを思い出して、憂鬱になっていた。自己紹介や社内の挨拶回り。内気な私には、何かと重くのしかかって来るのだ。
用事って午後からだからまだゆっくりだし。俺は、明日の初出勤ことで頭が一杯なんだ。おかげで、眠れなかったし。
うそばっかり。あんただけ先に鼾かいてたわよ。
何故か不満げな母。
こんなやり取りが二三あって、やっと母の手料理で朝食を済ませ、その後、母は休むことなく、皿洗い、私の背広とワイシャツのアイロンがけ。部屋の掃除、汚れ物の洗濯、と精力的に動く。
結果、安アパートの一室をピカピカに、磨きあげてくれた。
私は、その間食卓で明日の自己紹介の内容を下書きしたり訂正したり。
その間、いやがおうでも母の動く姿が見える。白いタイトスカートの大きなヒップとくっきりと浮かぶパンティライン。
独身無職安アパート暮らしで、女に無縁の私にすれば、母とはいえエロチックな刺激はある。裸にすれば、間違いなく淫らな○○○○を持っている。○○毛とかあそこのビラビラも凄いんだろうな。
待てよ。さっき母さんなんか怒ってたな。俺が、早々と鼾をかいてたって。銭湯で○○○○を綺麗に洗って俺のデカチンで、ガンガン突かれたかったんじゃないか。化粧品とか生保のレディは、セックスが好きだって誰かから聞いたことがあった。
そんな不埒な妄想していたら、母が、いつの間にか私の隣に座っていた。
今日はこの風呂なしのアパートじゃ私嫌よ。都内のホテルに泊まりましょうよ。貴方の会社も新宿だし。
えっ!マジ?今から取れるホテルなんてないよ。
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