「とりあえず、、」
「うん、、、」
「えっちはやめとこう?、、」
姉さんが恥ずかしそうに視線をそらしてそう言った
「時間的に、、ね?、、」
「うん、、」
「だから、、ぎゅーってしてよぅ?、、」
ソファーに座り抱き合って温もりを感じ合う
「師匠に謝られたよ、、」
「へ?、、」
「愛し合う時間を奪ってしまってすまないって、、」
「あー、、」
姉さんが僕のシャツの襟をめくってチュッチュッとついばむようにキスしてくる
僕はびくびくっと反応してため息
「いい機会だよ、我慢くらべだね、、」
「うん、、首筋キッスは許してね」
「んっ、、、」
首筋にキスされたくらいでこんなに体がとろけそうになるなんて、、、
男のくせに、、、
情けないっ、、、
「瑞希くん・・」
「ん?、、」
「香織ちゃんや胡桃ちゃんに告白されてさ、どう?」
「どうって?僕は姉さん以外好きにならない」
姉さんは微笑んで唇に軽くキスしてきた
「私はよそ見したのに、、、」
「姉さんが西野さんに傾きかけたのは僕が避けてたのもあるんだろうね・・・」
「胸が・・・ぱーんってなりそうだった、、」
「ごめん、、」
姉さんの頭を抱え込んでナデナデしてあげた
まるで猫みたいな声を出して甘えてくる
「瑞希くんもよそ見してもいいのよ・・・他の人との未来も考えても」
「ないよ、姉さん・・・僕は・・・姉さんが好き」
なんでこんな事言い出すんだろう・・・
姉さんは僕の胸にほおずりする
「んー、、すきぃ、、」
「姉さん、、」
「こうやって甘い生活がずっと続くといいなぁ、、」
「二人の努力次第だね」
「んはぁ、、」
イチャイチャしつつテレビを見る
こういう時間はひさしぶりかもしれない
「もしさ、片想いだったらどうだったんだろ」
「ん?」
今度は姉さんが僕の頭を抱え込んだ
「私が瑞希くんの事、モーレツに好きでも、瑞希くんは私を姉としか見れなかったら・・・どうだったんだろ」
「分かんない・・でもこういう関係って最初から両想いじゃないと成り立たない気がする」
「引きずりこんで不幸にさせちゃうかな?」
「かもね・・・」
なんだか難しい話になっちゃったな
「姉さん、好き」
「ん、、」
「ただそれだけ、最初から二人は両想い、でしょ?」
「のんのん、、私のが先に片想いしたの、、」
「そーですか、、」
「あー、ただいま」
びくっとなって
振り返る
咲子さんが苦笑いしてる
「いい肉買ったからステーキにしよう」
み、見られてた!?
は、、、、恥ずかしい!、、
「師匠!お肉あざっす!、、」
「うんうん、よしよし」
姉さん焦りすぎ、、
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