近親相姦 官能小説

弟に会いたい･･･
会いたいなぁ･･･
たまに母さんに内緒で連れ出して二人で遊んだりした
実は････瑞希くんにおねえちゃんって言われた事がない
母さんは瑞希くんと私を引き離すように育てていたからかな･･･
どちらかというと近所のおねーさん的な存在だったのかも
血が繋がってないんだよね、私と･･･

でも･･･ぎゅーって抱き締めたいし
ほおずりもしたいし
ほっぺにチューもしたい
添い寝も頭なでなでもしてあげたい
あー、会いたい
会いたいよ･･･
｢会いたいーっ、迷ったーっ、帰りたいーっ｣

レオにぎゅーっと抱きついてそう叫ぶ
お散歩任されたけど迷ってしまった
ここ･･･どこ？

｢レオ、おうちまで案内プリーズ｣

レオは首をかしげる

どーしよぅ･･･
言葉分かんないしぃ･･･
泣きたい････
父さんみたいに勘で行けば着くかな･･･

きょろきょろしながら歩いてまわる
｢レオ、どっち？｣

レオは右の通りをじーっと見ている
こっちか！
人任せならぬ犬任せ

イギリスの街って素敵
華やかというか･･･なんというか
日本の街と何かが違う
イギリスの街はチキンライスの上にオムレツが乗っているかんじ
日本の街は竹の子ごはんの上にハンバーグが乗っているかんじ

自然なんだ･･･歴史と共に街も育ってるかんじ
真似してない
すごく自然

日本の街はごちゃごちゃしてて、お城があるのにビルがあったり
小さな神社と桜の木の近くにおしゃれなフランス料理屋があったり･･･すごく不自然
日本も江戸時代の長屋みたいな建物をもう少し進化させてけば自然･･･なのかも
あーなんかごちゃごちゃ考えてたらお腹空いてきた

時計塔が見えてきた
実際に見るのは初めてだ
大きな大きなその塔を見上げた
カメラを構えて一枚ﾊﾟｼｬﾘ
すごいなぁ･･･
橋を越えるとまだまだ続く街･･･
やっばい･･･帰れないよ

引き返すかな･･･
来た道を戻る

ふと、目に止まったお店
洋服屋さん？
厚手のシンプルなコートが飾ってある
華やかさはないけど･･･なんだかこのコートから目が離せなくなった

レオもお座りして私と同じようにじーッとコートを見ている
裾･･･長いなぁ
私が着たら不格好かなぁ
背は高いほうだし
胸も･･･おっきいよ？
スタイルいいよね、私？

でも･･･似合うかなぁ

｢あら、お嬢ちゃん、どうしたの？｣
お店からおばあさんが出てきた
日本人だ！
助かった････かも


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