電話のしばらく後にメールが来た
開いてみ・・・・よ、、、
ううおお、、、きゃー、、、どうしよ、、、
帰国したら、、お仕置きされちゃう、、、
寝れないよ、、、こんなんじゃ、、、
寝れない・・・
「おーい、シャキっとしろー」
「んぁい、、」
「寝てないのか?」
「ふぁい、、」
「まったく」
頭を撫でられた
咲子さんの仕事の手伝いをする事にした
咲子さんは写真家兼車の評論家だ
もともと車が好きで写真をとりはじめたらしい
今日は国際的な車の展示会を見に行く
「ま、付き添うだけでいいから、ぶらぶらしてろ」
「嫌です、師匠の技術、盗ませてもらいます」
「ふふ、相変わらずだな」
私はあんまり車に詳しくはないから勉強になる
さて、ここか・・・
色々なメーカーの車があるな
これは桂の乗ってる車のメーカーだ
ほほぅ・・・・
ちょっと撮ってみよう
なるべく綺麗に、美しく撮るように
ん・・・何枚か撮ったけども、こんなものかな?
咲子さんはメーカー関係者と話をしている
私も外車買おうかなぁ
今乗ってる車も悪くはないけど・・・
西野くんの事、もう完全に消してしまいたいから
二人が付き合ってた時
仕事帰りに車の中でよく絡んだ・・・
フェラしたり何時間もキスしたり擦りつけてえっちもしたし・・・
運転中にえっちな事してきてぶん殴ったら怪我させちゃって
怪我したとこ舐めて謝って・・・・
あー、買い換えよう
なんでこんなに引きずってるんだろ
やっぱり代用にした罪悪感が大きいんだと思う
私は瑞希くんに避けられて自暴自棄になりかけていた、興奮したら場所をわきまえずにえっちな事したし
はぁ・・・サイテー
そんな状態だったら西野くんも依存しちゃうしね
私は本気じゃなかったのに
別れ際のキス、しなきゃよかったのに
好意はあるけど本気じゃない
友達だけど忘れられない
私、サイテーだ
夕飯は久々の日本食
おいしくいただいた
「んまぁい、、」
「はいはい、よかったな」
「今日はレオと寝ようかなぁ、、」
レオは嬉しそうに尻尾を振る
「な、彩花」
「はい?」
「弟君への愛情は姉弟の愛じゃないのか?」
「どっちもあります・・・だからなによりも愛しいんです・・お料理も上手で頼りになるんですよ?へへ、、」
「そっか・・・どんな道だろうと二人で幸せになれよ?」
「はぁい、、」
私に師匠と呼べる人はたくさんいる
誰もが親のような存在だ
私は、幸せ者だ
こんなに愛されてる
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