近親相姦 官能小説

唇がくっつく寸前で姉さんがそっぽを向いた

｢ホテルまで我慢してよ｣

｢できません･･･｣

｢なら今日はこれで終わり｣

｢････分かりましたよ･･･｣
姉さんが撮影中のスマホを取った
レンズを西野さんに向ける
｢今日はすっごい事してあげる･･･忘れられないようにしてあげる｣

｢楽しみにしてます｣

西野さん、だいぶ酔ってる

･･･動画の再生が終わる

姉さん･･･やっぱり切れなかったんだ
西野さんとの関係

この動画、たぶん西野さんがミスして消すの忘れてたんだろう

ベットに横たわり
ぐったり･･･息をするのもしんどい

姉さんが････酔った勢いで･･･
信じられない

こんな事になってたなんて･･･

痛い･･･胸が痛い

でも･･･やめさなきゃ

今の僕にできるのは
姉さんを取り戻す事

それだけ･･･

姉さん、今夜も仕事で遅くなるって言ってた

思い返せば最近帰りが遅くなる事が多かったな

西野さんと会うためだったのか･･･

やっぱりキツい

このまま家にいるのはキツい

マンションの部屋から出て
そのままなんとなく近くをぶらついた

姉さん･･･西野さんとしちゃったんだ
最後まで･･･

ピル飲んでるから中出し･･･

姉さんの中にいられるのは僕だけなのに

悔しいしむかつく･･･

むかつく････

どこに行こう

夜まで時間はたっぷりある

なんで･･･こんな事に

なんで？

姉さん、僕だけが好きなんじゃなかったの？
好きじゃないのに体を許すの？
なんで？なんで？

考え事をしながら歩いていたら
向かい側から歩いてくる人にぶつかってしまう

｢君？大丈夫？｣

｢あ､はい･･･｣


どうしよう･･･どこに行こう

今度こそ、本当に裏切られたんだ･･･姉さんに


｢おい！ばか！赤信号だぞ！｣

｢へ？｣

車が迫る
うるさいクラクションが鳴る
一瞬一瞬がゆっくりと見える

でも確実に
僕のほうへ車が･･･


どんっ！！

吹っ飛ばされた
あぁ･･･しぬんだな･･･僕

このまま････







瑞希･･･瑞希･･･

こっちへおいで

｢母さん･･･｣

瑞希は私のかわいい息子･･･誰にも渡さないわ

｢母さん･･･僕は嫌だ｣

どうして？

｢僕は姉さんと一緒にいたいもん｣

そう･･･

｢僕は母さんの人形じゃないもん･･･したい事は自分で決めるよ｣

････瑞希、ごめんね

｢なんで謝るの？｣

ごめんね････


ごめんね･･･



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