いよいよ、新天地での1人暮らしがはじまった。
最初は、地下鉄などの自動改札にさえドキドキしていた。
凄く狭い部屋、でもここは俺が誰からも邪魔されない空間だった。
連休の時に、高校の後輩が大阪まで遊びに来たりして、それなりに性欲も処理は出来ていたが、メインはアダルトビデオでの自慰だった。
数ヶ月した頃に、俺は39.8という熱を出してしまった。
1人暮らし始まって以来のピンチであった。
おふくろは、わざわざこっちに行く、と言ってきたが、さすがに断った。
何にも食べる気にもなれず、病院に行く気力もなかった。
そして、ただ風邪薬を飲んで、熱が下がるのを待っていた。
おふくろが来るのを断った翌日の朝、電話が鳴った。
また、おふくろが心配で電話してきたな!っとイライラしながら電話に出る。
電話の声の主は、伯母さんだった。
余計なことに、おふくろが様子を見てきて欲しいと伯母さんに電話したらしい。
昼頃に着くからね、なんか欲しいものある?っと、伯母さんは聞いてきたが、ポカリスエットだけをお願いした。
熱は、38度まで下がってはいたが、はっきり言って、全然しんどかった。
予告通り、昼頃に伯母さんがやってきた。
ポカリスエットのおっきいペットボトル二本も買ってきてくれた。
朝、伯母さんが来るのを聞いただけに、部屋は散らかったままだった。
ゆうちゃん、なんか食べれそう?
おかゆかうどんなら、食べれる?
じゃぁ、うどんお願いします。
って言うと、
伯母さんは、的中したって感じで、袋からうどんを出してみせた。
数分後、伯母さん自慢の素うどんが出来あがった。
ベッドから起き上がり、テーブルに行こうとすると、無理しないでベッドで食べなさい、って、うどんを小分けにして、小皿に入れてくれた。
確かに、これなら食べやすかった。
なんとかうどんを完食し、熱いものを食べたせいか、汗をかいてしまった。
伯母さんは、ゆうちゃん、汗かいたから着替えないとあかんよって言って、俺の狭い部屋の引き出しから、シャツとパンツを取り出してきた。
上を抜いで、新しいシャツを着ようとした時、伯母さんが、ちょっと待って!!って言ってきた。
タオルで体を拭いたほうがいいって言って、お湯で温めたタオルで体を拭いてくれた。
下半身までは、さすがに拭いてくれなかったが、この狭い空間で、こんな事されてるってだけで、俺は勃起してしまっていた。
ジャージの短パンだったので、バレないかドキドキだった。
でも、さすがに伯母さんは気付いてしまった。
ゆうちゃん、もしかして、この前の事、気にしてる?
えっ?
ほら、私、酔ってキスしちゃったこと!
あ~まぁ、気にしてないってことはないです。
そっかぁーおばさんね、あの時、本当に寂しかったんだぁ
ゆうちゃんにくっついていたかったの
って言ってきた。
えっ!!本当ですか?
だって、俺って……ほら……その……
って言うと同時に伯母さんは、キスをしてきた。
今回は、酔ってるわけではない。
しかし、前回より、激しく舌を絡めてキスをしてきたのだった。
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