「瑞希、おいで」
「お母さんっ!」
小学生になっても僕はお母さんにべったりで
着るものも何もかも母さんに決めてもらった
服はとてもよく似合ってるし自分で選ぶよりはいい
台所で夕飯を作っている母さんに報告したい事があって駆け寄る
「おかあさーん?」
「ん?なぁに?」
「僕、告白されちゃったの、お嫁さんにしてくださいって♪」
「・・・・・・」
「どうしようかなぁ?けっこんって幸せ?」
「・・・・・・」
「おかあさん?」
母さんは何も言わず
僕を押し倒した
僕の服をひきちぎり、体をなめまわし愛撫して
僕は犯された
中で射精してしまって
なにがなんだか分からなくて
頭の思考が停止した
ショックだったのは最初の数回だけ
あとはされるがまま
一日三回ご飯を食べるのとおんなじ感覚
気持ちよくて僕から求めた事もあったけど
それがどういう行為なのかわかる年齢になると
嫌悪感でいっぱいで
犯された後は吐き気でいっぱい
母さんは美人さんだし僕を愛してくれてる
でも気持ち悪かった
そんな愛はいらなかった
姉さんとしてるのは・・・
好きだから
"僕が"心の底から好きな女性だから
ただただ愛情をぶつけられるのは辛く苦しい
「親がいるっていいね」
そう呟く子がいた
「君はいっぱい愛されてていいねって」
でもその子は親がいないから大切にされていた、同情されて優しくもされていた
自由で幸せそうだった
僕は母さんに何も言えないまま成長した
母さんの気に入るような服を着て、笑って、されるがまま
体毛も無くして、美しくいられる事を強要されて
人じゃなくて人形だった
忘れたい、けど忘れられない
どうやったら消せるのかな・・・・
「瑞希くん、、」
「僕ね、大人になったらさ、腕の中に姉さんを抱いておもいっきりいたずらしたいんだ」
「耳元で囁かないでぇ、、、」
「感じる?もっと声だして?聞かせて、姉さんの甘い声」
「あぁ、、やぁ、、」
姉さんが好きで好きでたまらない
もっといじめたい
「僕、姉さんを一生はなさないよ?」
「んっ、、嬉しい、、」
「ずっとずっと愛してあげる・・・だから僕を愛してね?」
「うんっ、、、うんっ、、わかったぁ、、だいすきぃ、、」
「余所見したらお仕置きだからね?」
「はぁ、、、はぁい、、」
この幸せを壊したくない
だから
僕はもっと強くならなきゃいけない
もっともっと・・・・
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