姉さんが遠方に仕事に行ってしまってから2日たった
二週間くらいかかるらしい
寂しくなんかないぞ、、がんばろう、僕、、
普通に勉強して普通に夕飯をつくって・・
一人で・・・
寂しいくなんか・・・ない・・へーき
我慢しなきゃ
姉さんから毎晩電話がかかる
それが心の救い
「もしもし!」
「姉さん、お仕事順調?」
「うんうん、順調!」
「浮気・・してない?」
「してないッス、、、瑞希くんもしないでね?」
「しないよ、姉さん以外嫌だもん」
「あー、はやく・・・はやく帰りたいよぅ」
「泣かないの、ちゃんとプロのお仕事してきてね」
「うんっ」
「帰ったらたくさん可愛がってあげるよ」
「きゃー、、」
長電話しちゃうなぁ
眠くなるまで姉さんの声、聞いていたい・・・
「ふっ、、、んっ、、」
「姉さん?きもちぃ?」
「うんっ、、うん、、」
「電話ごしでも興奮しちゃって、、、へんたーぃ、、」
「あ、もっとぉ、、、瑞希くんほしい、、ほしい、、」
「お姉ちゃんはえっち、、」
「んっ、、、ぞくぞくする、、、もっともっと、、、」
「弟に発情してさ、、淫乱すぎでしょ、、」
「ん、、、ぃく・・・んくっ!、、、、、、」
姉さんの荒い息づかい
僕も興奮してしまう
毎晩、してる
電話ごしに・・・
やっぱり姉弟でいけないよね
って・・・頭に浮かんでくる
でも好きだもん、どうしようもない
「みずき・・・・くぅん、、、」
「もう、寝なよ、、」
「ん、、」
「おやすみ、姉さん」
「うん、、、おやすみ、、」
電話を切って
切なくなる
寂しいよ・・・・
でも耐えるしかないもん
姉さん・・・はやく帰ってきて
姉さんを抱き締めたい
学校ではため息しか出ない
姉さんはまだまだ可能性のある人
世界中をまわることだってある
僕は耐えなきゃいけない
村田先生は今日は不在だ
どうしたんだろ
お昼は教室で食べよっと
「瑞希!」
「ん?」
「からあげとコロッケトレード!おけ?」
「おけーぃ♪」
「いぇーす!」
僕のお弁当のおかずと物々交換したがる子は結構いる
「瑞希、放課後遊ぼうぜ!」
「いいよー♪」
「おっし!」
みんなと遊ぶ事も増えた
だんだんといい方向に向かっている
母さんの鎖から解放される日は
きっとくる・・・・
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