胡桃ちゃんにもう見られた
もうおしまいだ・・・生きていけません
人生おわった!
「瑞希、おみやげにケーキ買った、食べよ?」
「胡桃ちゃん・・反応しないのは逆にキツイ」
「・・・瑞希はかわいいからいいと思う」
「・・・・うぐ、、」
「ちょっと見せて」
胡桃ちゃんが僕をじっと見る
ふんふん頷いて服をさわる
「いい服ね、いくらしたの?」
「もらった、、」
「これ、生地とかも含めたら結構高いと思う」
「え?」
「大切にしなよ」
村田先生・・・お金のかけかたおかしくないですか?
そんなにいい服なのか・・・
ふと、胡桃ちゃんと目が合って
彼女はそっぽを向いた
「瑞希にこういう趣味あるなんて・・知らなかった」
「し、趣味じゃない!、、、」
「内緒にしとくから安心しなさいよ・・」
「ありがと、、、胡桃ちゃん」
胡桃ちゃんはキッと僕をにらむ
「べ、別に!こんなくだらない事バラらしたっておもしろくないし!」
胡桃ちゃん、感謝します、、、、
どうしよ、着替えよっかな
「瑞希、コーヒーいれて、あとご飯も作って」
「着替えてからでいい?」
「だめ、今すぐ」
「わ、わかりましたぁ、、、はぁ、、」
猫耳、尻尾、カラコン、エプロン
なにこの不審者、、、
胡桃ちゃんはちらちら僕を見ている
夕飯なに作るか気になるのかなぁ?
「夕飯はスープパスタ作るけどいい?」
「べ、別に、、」
僕と目を合わしてくれないなぁ・・・
「ただい・・・ま・・・・」
姉さんが僕を見て固まっている
「い、いやぁ!、、、なにこの子!きゃー、、」
予想どおりの反応
姉さんがきつく抱きついてくる
あー、はずかしい
「瑞希くん、子猫ちゃんになったのぉ?、、なんでぇ?、、」
「えと、、あー、、」
なんて説明しよう
村田先生にもらったって言ったらまた嫉妬するし、、、
「胡桃ちゃん、いらっしゃい あんど この状況について説明プリーズ!」
「知らない」
「ツンツンしないで答えたまえ!」
「う、うるさい!、、、しらないものは知らない!、、」
夕飯作ってる間も
姉さんがずっど背中に抱きついていて
やりにくくて仕方ない、、、
夕飯を作ってテーブルへ運ぶ
座ると姉さんがくっついてきた
いちゃいちゃしたらダメだって!、、、
「この耳!耳・・・お耳、やわかい・・かわいい、、」
「ね、姉さん、、さわんないで!、、」
「ね?語尾ににゃってつけて?」
「いやだ!、、く、胡桃ちゃん、お味はどう?」
「まずい」
「う・・・」
「・・・・・普通」
「そ、そっか、、、」
「・・・・・・・・ま、まぁまぁ美味しいかも、、」
「あ、ありがと!」
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