今回も一気に拝読させて戴きました、前作から更に洗練昇華されてますね。
通常、続編や続きものは、下は蛇足の羅列から。
上は無理筋や、力任せな抉じ付け展開が、精々なのが大半ですが。
先生の作品におかれましては、あたかも高級なウイスキーを、寝かせた年代順に味わうが如くです。
前作に静かに想いを置きながら、
丸で読み飛ばしてしまった部分を読み直す様に、
自然な時系列感に包まれますね。
ひとえに先生の筆力と構成力の、高度な力量の為せる巧と思えます。
読む麻薬と謂うものの存在を、強く実感させられました。
御掲載の賜りに感謝申し上げます。
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