冬休みでも図書室はいつでも解放されている
ちょっと読みたい本があるから言ってこようかな
私服で行ってもいいかな・・・
「瑞希くん、おでかけ?」
姉さんがかわいく首をかしげる
かわいいなぁ、、、
「うん、学校の図書室にね」
姉さんの顔色が一瞬で変わる
「わ、私も本読みたいなぁ・・・ついてったらダメ?」
「分かんないなぁ・・・・んー、姉さんは保護者だしね・・・いいかもよ?」
「よし行こう!」
姉さんは仕事する時より真剣な目をして服を選び始めた
なんでだろ・・・・?
学校についた
静まり返った校舎はどこか薄暗くて不気味だ
姉さんはおしゃれして僕の後をついてくる
かっこいいコートにミニスカートにニーソックス・・・あと戦利品って言っていつも大切そうにはいてるロングブーツ
服もいいけどほんとに何来ても似合う
ミニスカートに目がいってしまう
脚きれい、、、
「瑞希くんの安住の地だよね、図書室は」
「ん?、、あぁ、うん・・」
僕もやっぱり男なんだよなぁ
でもロングコート着てるからパンチラは無理だよね
あー、、、最低!、、、
図書室には誰もいない
やっぱりみんな来るわけないよなぁ
「ほう、いいねぇ」
「姉さんも本見る?」
「うんっ」
見たい本を探すのには結構時間がかかる
「あら、瑞希くん」
「む、村田せんせ、、、」
村田先生は辞書を脇にかかえている
仕事してるのかな
キス、されたんだよな・・・・この人に、、、
「おや?何ボーッとしてるんだ、弟子」
「う、、ああ、、あの!」
グイッと袖を引っ張られた
姉さんに抱き寄せられた
あー、完全に嫉妬の目だ
「どーも・・・」
「あら、こんにちわ」
「瑞希くんにいたずらしないでくれますか?」
「いたずら?なんの事?」
姉さんはビシッと指をさしてさけんだ
「キスしたでしょ!」
村田先生は動じずにクスッと笑った
「あら、いたずらじゃなくてかわいかったからつい・・・ね?」
先生が僕に向かってウィンクした
あー、これが俗に言う修羅場か
姉さんが僕の隣に座った
村田先生は違うテーブルに
「姉さんなに読むの?」
「いぬの図鑑・・・」
「かわいいね、子供みたい」
「うー、、、犬好きだもん」
僕も本を読みながら
ふと視線が姉さんの脚にむかう
あー、綺麗な脚
見えそうで見えない
ミニスカート似合うなぁ
かわいいなぁ
「そんなに見ないでくれる、、」
「あ、、ごめん」
いかん!学校でいちゃついたらだめ!
しかも先生がいる、、、
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