姉さんの嫌なところってまだ見えてこない
優しいしふにゃふにゃして抱きついてくるのもめんどくさいけどかわいいし、、、
・・・・もっと長く暮らせば見えてくるのかな
「瑞希くん、おいでー♪」
「ん?、、」
姉さんがぽんぽんと膝を叩く
膝枕してあげるから早くきたまえって顔してる、、、
「い、いいよ、、」
「来ないなら迎えに行くよー」
「わー、、いいって、、」
抱き締められて落ち着く、、、、
「たぶんね、他の子だったら私は暑苦しい束縛女だって言われるだろうね」
「え?、、」
「瑞希くんは飢えてるからたっぷり愛をそそげる、、、相性いいのかなぁ、、きゃあ、、」
そういう事なのかなぁ
でもやっぱり恥ずかしいや、、、
「姉さんはさ、僕に再会する前に彼氏とかいなかったの?恋とか・・しなかった?」
「んー・・・レオくんが忘れられないかなぁ」
やっぱり姉さんも恋くらいするよな
「どんな子だった?」
「んー、優しくってね、毎朝新聞紙を持ってきてくれるんだ」
「へぇ・・・」
あー、毎朝新聞配達をしてくれる少年と恋をしたんだな
「綺麗な目しててね、、甘えてくると、、もうかわいくって、、嬉しくなると顔なめてくるの」
「は!?」
「たまに外で遊んであげるとはしゃいで興奮したせいか、私な抱きついてきて腰をふってきて、、、やっぱり男の子なんだなぁ、、、って、、きゃー」
「ね、姉さん、レオくんって変態じゃない?」
姉さんはへらへら笑った
「普通だよー?んでんで、一緒にベッドに入るとね、、、」
「あー!聞きたくない!」
なんか姉さんの恋話は変態ちっくだ
お昼作ろうお昼・・・
僕はキッチンで何を作ろうか考えてると
姉さんが首をかしげてこっちを見ている
「なんで激おこぷんぷんしてるの?」
「流行り言葉を使わないの!、、、変態ちっくな話に嫌気がさしたの!姉さん変態!初恋でそんな、、、」
姉さんがハッとして
僕の頭を撫でて首に腕をまわしてきた
「レオくんはふさふさなんだよー」
「若いなら当たり前!、、」
「よだれはちょっとくさいかもー、、」
「汚いっ!、、、」
「かわいいワンちゃんだったなぁ・・・」
「・・・・犬?」
「うん、犬」
姉さんがニヤニヤしてる
あー、また遊ばれた、、、
「瑞希くん勝手に嫉妬して勝手におこってるー、、かわいい、、」
「・・・・うー、、」
「私の初恋は瑞希くんだよ?」
「うそつき、、」
「レオくんにも恋しちゃったけどねぇ、、」
「うがー!、、」
その後、キッチンでしっかりお仕置きさせてもらいました
あー、、、恥ずかしいな、、
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