姉さんが泣いて僕を離してくれない
どーしよ・・・・
強く抱き締められると姉さんの大きな胸がこぼれそうになる
「ね、ねえさん?」
「ん、、、ぐすっ、、、」
「何度も言う、僕は姉さんが一番好き」
「キスしたくせにぃ、、うー、、」
「あ、あれは!村田先生が急に、、、」
こたつに入って抱き合ったまま、姉さんの背中を優しくさする
「ぐすっ、、・・・私、自惚れてた」
「え?」
「瑞希くんはきっと私以外好きにならないって、、」
「いや、姉さん以外好きになんかならないよ、、、」
「んぁ、、、でもでも、、もっともっと瑞希くんに好きになってもらえるようにしなきゃ・・離れたくない、、」
ぎゅうぎゃう抱きつかれると僕のものも反応しちゃうわけで・・・
「ん、、しよっか?、、」
「姉さん、、」
「瑞希くん大好き、、好き、、、、好きだよぉ、、、ぐすっ」
姉さんが僕の上に乗っかってキスをしてくると
涙が落ちてきて
僕・・・こんなに愛されてるんだなぁ
じっくりゆっくりなんてできなくて
慌ただしく繋がって動いて
二人が落ち着いたのは夜中
姉さんのベットで抱き合ったまま離れない
「・・・瑞希くん、しんどくない?」
「え?」
「私の愛、、息苦しくない?」
姉さんは不安そうに僕を見つめる
「すごく心地いいよ、、離れたくなくなるのが怖い、離れると息苦しいよ・・・ずっとこうしてたい、、」
姉さんが嬉しそうにキスしてきた
鼻息はうっとりして長く深い
「瑞希くんは母性に餓えてると思う、、」
「え?、、、母さんいたし、、そんな、、、」
「私にいっぱい甘えて、、お姉ちゃんはそれが嬉しいの、、、」
母性に餓えてる?
・・・・・正直そうかもしれない
母さんの愛を全身に浴びても
日々膨らんでいく孤独感があった
「昔、私とふれあった記憶はあまりないでしょ?」
「あ、、うん・・」
「・・・私が君に触れようとすると母さんは怒り狂ったの・・・私は君に触れたくて、抱き締めたくてたまらなかった、今でもその衝動は無くならないよ」
母さんらしいな・・・
「瑞希くんを私の胸で抱きたいって・・・ずっとね、思ってた・・・だから叱られてもいい、君を連れ出して公園で一緒に遊んだりしたの、、」
「愛の逃避行?、、、」
「きゃあ、、」
いちゃいちゃしながら眠りについた
あー、昔、姉さんと昼寝した事があったような気がする
姉さんは僕を抱え込んで布団にくるまって
「みずきくん、かわいい」
ってささやいてたっけ
姉さんとの思い出はきっとまだある
思い出せるといいなぁ
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