夜景の見えるロマンチックなレストランに誘われて
二人で窓辺の席に座る
「この前は急に帰ってびっくりしたよ」
「・・・ごめんね」
「まだ、瑞希くんの事が頭にあるんでしょ?」
「違うよ、怖くなったの・・・」
・・かきけしたつもり
でも分からない
西野くんが指輪を取り出す
「結婚しよう?彩花・・幸せにする、君だけじゃなく瑞希くんも」
「・・・嬉しい」
涙がこぼれる
嬉しいからじゃなくて
いよいよ・・・・ほんとうに諦める時がきてしまったから
プロポーズの後
また彼に部屋で最後まで許すことはできなくて
それで彼もなんとか諦めさせようとしたのだろう
あの日・・・
瑞希くんの想いを聞いて
すべてが元に戻ってきて
彼にひどい言葉を浴びせて
瑞希くんに抱きついた
「姉さん、痛い?平気?」
「ん、、へーき」
瑞希くんを私の中に迎え入れてから3時間くらい
動かず抱き合ったまま
こんな幸せほかにない
平凡な家庭なんかいらない
夢なんか捨てる
喜んで捨てる
弟と一緒にいられるなら
どんなに大金をつまられたって
ずっと一緒にいるほうを選ぶ
「姉さん、なんかさ、、、すっごい恥ずかしいね」
「あ、、うん、、」
「・・・動いて・・いい?」
「うんっ、、、」
瑞希くん、大好き
たくさん触れて?
やらしい事もいっぱいしていいよ?
君を守れなかった過去を償わせて?
寂しいかった気持ちも辛かった気持ちも私の中に注いでいいから
もっといっぱい・・・瑞希くんがほしい
「姉さん、僕、寂しかったんだよ?ひどいよ、姉さん」
「あんっ、、、あぁ!ごめんなさい!ごめんなさい!許して!いくっ!」
瑞希くんにバックで犯されて責められて感じて・・・
私、これがいいの
優しいセックスじゃ物足りない
瑞希くんに激しく罵倒されながら犯されたいの
「姉さんはやらしー女、お仕置きしなきゃ、、」
「んあっ!いやぁ、、いくっ!いく!いく!イクイクっ!、、、くぅ、、、」
ついにしてしまった
姉弟で
予定がない日をすべて潰してしまった
三日間姉弟で愛し合ってしまった
体はへとへとで起き上がれない
けど心は満たされて充実感でいっぱい
きっと冷静になれば襲ってくる罪悪感
でもいい、決めた
瑞希くんと生きるの
ずっとずっと、いつまでも
瑞希くんは疲れはてて寝てしまっている
「かわいい寝顔、、、」
髪を撫でてキスをした
あ・・君の唇を初めて奪ったのも
君が寝ていた時だった
愛しい気持ちは変わらないよ
終
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