愛用のカメラはない
常に最新の物を使う
プロとしてはそうしないといけない
ただ個人的には好きなカメラがある
父さん・・・つまり血はつながってない父さんにもらった一眼レフのカメラ
それを使って幼い瑞希くんをたくさん撮った
瑞希くんのためならなんだってする
瑞希くん・・・瑞希くん
仕事が終わってホテルにつくと
すぐに部屋で彼に押し倒された
もうほぐされてとろとろにされた
「彩花・・・ねぇ?」
「ん、、なによ、、」
彼が私を見つめる
たぶん本気で好きなんだと思う
「俺、瑞希くんも大切にする・・だから安心してよ」
「そんな事言われても、、、」
キスされて
また流されちゃう
彼がシャワーを浴びにいった隙に瑞希くんに電話をかけた
一人で寝れてるかな
「あ、姉さん?なに?」
瑞希くんの声をきいただけで愛しくなる
もうベタ惚れしてる、間違いなく
「いや、一人で平気かなって、、」
「あ、うん大丈夫だよ?」
会話してると西野くんがシャワーを浴びおえて出てきた
私が電話しているのを見て静かに私の隣に寝転んだ
久しぶりの瑞希くんとの会話・・・
なにか壁がある気がする
「瑞希くん、帰ったらいっぱいイチャイチャしようね」
彼に見せつけるように甘い声で言った
彼は気にいらない様子
抱きついてきた、私の胸をさわったり体を撫でまわしてくる
「姉さん・・」
「っ、、、んっ?」
「僕たち、普通の方向に向かうべきなのかな?」
「ぁ、、、え?」
「どんなに好きでも・・姉弟なんだよね・・・僕、姉さんが幸せになってほしい、だから重荷にはなりたくない」
「ん、、、瑞希くん・・・」
「あ、ごめんね、仕事がんばって・・・おやすみ」
電話が切れた
私は彼をぶん殴った
「ふざけないで!」
「わ、悪い、、、」
「帰って・・」
「部屋、ひとつしかとってないんだけど」
「・・・もう寝ましょ」
布団にくるまる
瑞希くんはもう諦めてしまってるのかもしれない
そう思ってしまうと
身を切るような痛みが心を苦しめて
寂しくて不安な気持ち
やっぱり姉弟じゃダメなのかな・・・
もう・・・一緒にいられないのかな
自然と隣で寝ている西野くんのほうを向く
手が延びて彼の布団の中にもぐりこんでいく
「え?どしたの?、、」
「入れちゃダメ」
「え?」
「それ以外、、なにしてもいい、、」
「彩花、、」
「さっき、殴ってごめん、、」
布団の中で寝ないで絡まった
何度も何度も精液を飲んで浴びて、絶頂を迎えても
不安と孤独感が消えなくて
瑞希くんを求める欲が膨らんだ
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