姉さんは西野さんの首に腕を回してキスを続けている
「彩花のキス、やらしいね」
「そんな事、、、」
「俺、夢中になっちゃうよ」
「嬉しい・・・・・・・・・・・」
二人は服を脱いでいく
西野さんは姉さんの下着を脱がそうとした
「ダメ・・・ここじゃ嫌」
「なんで?」
「ここは瑞希くんと私の場所・・・ベットでして」
「わがままですね、先生」
西野さんが姉さんをお姫様だっこした
「力あるね、、」
「瑞希くんの事、忘れさせてあげますよ」
「・・・・それは無理な話」
「俺なら瑞希くんよりずっと幸せにできます、約束します」
そういって部屋に入っていった
ドアが閉まってしばらくすると
甘い甘い喘ぎ声が聞こえてきた
僕はクローゼットから出た
こんなの聞きたくないよ
どこは他の所へいこう
さ迷って
ついたのは母さんの墓石の前
「かあさん、ごめんなさい」
母さんのそばにいればよかったんだよね、僕は
母さんの愛をただ受けていればよかったんだよね
僕は姉さんが大好きだよ
でも無理だ
好きなだけで幸せにできないよ
僕にはどうしたらいいのか分からないよ
裏切られたんじゃない
姉さんも悩んでたんだ
僕との将来を
きっとそのうち西野さんと結ばれるほうを選ぶ
それから日が暮れて
マンションか逃げてから4時間くらいたったかな
姉さんの部屋の階まで来ると部屋のドアが開いた
また僕は隠れた
「彩花、えっちな顔してたね」
「うるさいな、、送るよ」
「うん、ありがとう」
手を繋いで二人は階段を降りていった
エレベーターは使わず
僕も自然と後を追う
階段を降りる音と会話が聞こえる
「弟と結ばれたって幸せになんかならないよ」
「・・・そうかな」
「俺、彩花と結婚して新しい会社を作るつもりなんだ」
「え・・・」
「二人で新しい事をはじめよう?」
「・・・・・」
「子供は落ち着いてから・・・君を愛してる」
「私も・・・・」
キスしてる
どう見たって愛し合ってる
僕は前から悩んでた
僕は姉さんの重荷になってるんじゃないかって
「彩花、今日はうちに泊まってきなよ」
「ダメ・・・」
「なんで?もう瑞希くんとは一緒にいちゃいけないよ?」
「だまれ!!あんたにそんな事言われる筋合いはない!」
怒鳴り声が聞こえて
しばらく静まりかえった
「ご、ごめん・・・なかないで」
「いっぱい犯して・・・」
「え?」
「泊まる・・・」
「あ、うん・・・幸せにしてあげるよ、彩花」
部屋のベランダから駐車場を見た
車が遠くにいってしまった・・
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