一ヶ月ほど普段通りの生活をしている
学校に行って、帰ってきて、夕飯を作る
やっぱり姉さんがまだ好きで、三人で一緒に暮らせたらって思うけど
姉さんはもう会ってくれないだろうな
「母さん、いってきます」
「うん」
母さんは僕を見ていない
なんだか変わったけれども、冷たくなった気がする
たまに感じる冷たい目線
仕方ないよ、母さんから一度逃げたんだもん
仕方ないよ・・・
夕飯をつくって机に置いていく
母さんの好物ばかりだ
「母さん、かに玉好きだったよね?」
「・・・・あー、私が悪かったのよ」
「へ?」
母さんが立ち上がって台所の流し台でなにかブツブツ言っている
「・・・・もう染められないじゃない、なにもかけないじゃない、あんなに綺麗だったのに、汚い汚い汚い汚い」
「え?母さん?流し台汚いの?また後で掃除しておくね?」
「瑞希」
「ん?」
「なんで?」
「え、何?」
「なんであなたは彩花に染められているの?」
「か、母さん?」
母さんが僕を見る目に・・
僕は怖くて固まってしまった
母さんが僕につかみかかる
強引に押し倒された
服を引きちぎられた
「か、かあさん!」
「また綺麗にしてあげる!瑞希!綺麗にしてあげるから!」
噛みつかれた
激痛・・・
「母さんの綺麗な瑞希、あなたは私の一番一番大切な゛物゛なの!だれにも渡さない!愛してる!愛してる!」
「やだ!やめて!」
昔からされてたから
当然のように反応してしまう
そこからは記憶がない
レイプされ続けて
もうたぶん気が抜けた
僕はまた元に戻ってしまった
母さんは変わらなかった
なにも変わってなかった
毎朝僕をフェラでおこしてえっちして
朝御飯を食べた後、またフェラされて玄関でまたえっちした
中に出して
母さんはお腹をさすって微笑む
「新しい綺麗な物が必要ね、また私が綺麗に育てるの」
あぁ、母さんは僕なんか見てないんだ
桂さんが言ってたっけ
君の事を愛してるわけじゃないって
僕は母さんの作品なんだ
書きかけの作品
僕は絵を書く質のいい紙
失ったら絵を書けないもんね
愛してる
僕じゃなくて
綺麗に育てた我が子という絵
性行為は筆で線を書くのと同じ
「瑞希、こっちに来なさい」
髪の毛をつかまれて
僕はひきづられる
母さんは新しい紙が欲しいらしい
僕との子供を・・・
姉さん・・・ごめんなさい
姉さん・・会いたい
「瑞希!」
気づいたら母さんを突き飛ばしていた、逃げなきゃ
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