出した後
なんだか切なくなって抱き合ったまま離れられなくなった
「姉さん・・・」
「ん?」
「罪悪感感じる?」
「まぁ・・・うん、だいぶ」
「僕も・・」
悪いこと・・・なのかなぁ
僕は姉さんが大好きだから欲しいんだ
他の人じゃ嫌だ
「瑞希くん、好き」
「僕も好き、姉さんが大好き」
見つめ合って好きを言い合って罪悪感をぬぐいあった
結局夕方まで抱き合ったまま
僕は着替えて夕飯を作る準備をしている
姉さんはミニスカートからジーパンにはきかえた
「瑞希くん」
「ん?なに?」
「・・・・いや、なんかさ」
「ん?」
「ああいうの初めてだったんだ・・・その、気持ち良いのがいっぱい来たの、、、」
姉さんがもじもじしながら顔をうつむける
「・・・これから、もっとしたくなっちゃうと思う、、」
「あ、うん、、」
「・・・ねー、、、責任とって付き合ってよね?」
ねえさんが僕の袖をつかむ
「も、もちろんだよ!、、」
抱き寄せた
あー、まずいな
また始まっちゃいそう
「ね、姉さん!」
「んん?、、」
「仕事終わらせないと、ね?」
「うん、、、そーりぃ、、」
とぼとぼ恥ずかしそうに歩いてパソコンの机に座った
はー、日に日に引き返せなくなるかんじで
正直焦ってる
このままいけば・・・間違いなく
でもそれをすごく欲している自分
でも・・・それはいけない事で
あー!もうむずむずするな!
母さんとしてても気持ち悪いだけだったのに
姉さんとは
心があったかくなって
もっとほしくなっちゃう
どーしよ・・・
夕飯は和食
焼き魚とか冷奴
「和食はいいねぃ」
「姉さん、僕あとでゲームするんだけど一緒にどう?」
実はゲーム機を買ってみた
趣味が広がればいいなと思って・・・インドアだなぁ、僕
「うは、、、いいよ!」
「姉さんもゲーム好き?」
「あたぼうよ!、、」
その日本語、久しぶりに聞きましたよ
なんだか信じられない
ついこの前までは毎日何も感じなくて
家に帰れば母さんに犯されて・・・・家に帰りたくなくて
でもいまは充実してて
毎日家に帰りたくてたまらない
姉さんの隣にずっといたくて
こんなに違うなんて・・・
ゲームを終えて姉さんに寄りかかる
「姉さん・・・」
「ん?、、」
「・・・甘えていい?、、」
「うん、おーけぃおーけぃ、、、いっぱい甘えなさい」
恥ずかしいけど
姉さんに抱きついて
思いっきり甘えた
母さんの事、忘れよう
この幸せを守りたい
ずっとこうしてたい
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