食器などを片付け終わったのは午後11時ごろ
彩花さんは相変わらずふにゃふにゃに酔っぱらっている
「彩花さん、大丈夫?」
「んー・・・・」
今日はラフな服装だなぁ
おっぱい大きい・・・
寝てるし・・・・
いやいや!ダメ!
僕の姉さんだぞ!
抱き抱えてベットまで運ぼう
「ふぅ・・・」
なんとか運び終わった
まだ寝てる
胸に目がいく・・・
やっぱり僕も男なんだなぁ
少しさわってみたい
正直最近・・・・変になりそうだもん
母さんに毎日与えられていた快楽が突然途切れて
自分でしても物足りない
軽く胸を触ってみる
「わ・・・」
なんて柔らかいんだろ
母さんと違う、やっぱり若いからかな
少しシャツをめくってみる
谷間があらわになる
すごく綺麗でおおきい
つんつんふにふに触ってみる
なんかすごく・・・・
「んー・・・瑞希くん」
「は、はいっ!?」
「瑞希・・・くん」
「なに?姉さん?」
「瑞希くぅん・・・・会いたいよぅ・・・瑞希く・・・んっ・・・ぐすっ」
寝言か・・・・桂さんが言ってたとおり
彩花さん、僕の事忘れないでずっと想ってくれてたんだ
僕、姉さんになにやってんだろ
自分で自分を殴りたい
服をなおして毛布をかけてあげた
「瑞希くん・・・」
「姉さん、僕はここにいるよ」
手をにぎってあげる
彩花さんは涙をながして寝言を言っている
「・・・・」
「寝た・・・かな」
僕も寝ようかな
彩花さんの事、自然に姉さんって呼べるようにしなきゃなぁ
自分の部屋に戻った
明日は休みだっけ
宿題やっちゃおうかな
机の明かりをつけて
ノートを開く
たくさん勉強すれば母さんは誉めてくれた
それは素直に嬉しかった
母さんは元気かなぁ
憎んでいるわけじゃないんだよ
母さん
僕は・・・もっと普通に愛してほしかったんだ
体なんか重ねなくてもわかる言葉で
愛を伝えてほしかった
すこし距離をとればきっとまた変わってくれる
そう思う
母さんの入院している病院に面会しにきた
会わないほうがいいですよと、言われたけれど
顔が見たかった
面会室はドラマで見るようなガラス越しのつくり
母さんが面会室に入ってきた
すこし痩せたみたい
「母さん・・・」
「瑞希、会いたかったわ」
「元気?」
「えぇ、元気よ・・・瑞希は?」
「うん、僕も元気だよ」
「そう・・・・彩花は?」
「あ・・・えっと」
言葉に詰まる
事情を知ったせいかな
母さんの目付きが変わった
僕はすごく怖くなった
「ご、ごめん帰るね?」
逃げるように帰った
※元投稿はこちら >>