歩め、どうゆうセッティングにしてあるんだ
すげぇ乗りやすいが攻めた走りもできる
速さをどう思うかは人それぞれだが
速度計を見て加速を評価する人か、感覚で加速を評価する人、大体その二通り
別に速ければ楽しいって訳じゃないしな
峠で勝つためならHONDAのFWDかRWDを煮詰めていけばいいし・・・
「おとうさん、上手いね」
「えっちも上手いぞ」
「・・・・運転中に言いたくないけど、しね」
(*´∀`*)快感・・・
とりあえず今日はこれくらいにしとこう
歩もテスト走行が終わったようだ
「歩、どうだ?」
「・・・もうちょい調整しなきゃね、ま、今日はもうおしまい」
「俺らも帰るよ」
「ん、私店にこの車置いてから帰るよ」
「おぅ、じゃあな」
歩と別れて帰路に着く
助手席に座るとなんだか落ち着かないな
やることがないともどかしい
「おとうさん、漫画喫茶寄るね」
「あぁ・・・んぁ!?」
「明日休みでしょ?」
「そうだけど・・・今から?」
「ジュースぐらいおごったげる♪」
仕方ない・・・遠慮なくおごられるか
近所の漫画喫茶は24時間営業だ
個人経営だが個室がたっぷり・・・・
受け付けをすませて個室に入った
カップル用のペアシートがある
「歳の差カップルだと思われたかな?」
「おっさんと未成年なんて犯罪のにおいしかしないぞ」
「おとうさん、かっこいいから大丈夫♪漫画持ってくるから待ってて」
ほんっとにキュンとくる事言ってくれるよなぁ
いや、しかし・・・漫画喫茶なんぞ入るのは初めてだ
ここってなんかラブホの代用にできそうだな
結愛が漫画を持って戻ってきた
「お待たせー」
「走り屋系漫画か?」
「そんなん読まないもん」
ふつーの少女漫画か
俺もなんか借りてくるか
「俺も漫画見てくるわ」
「ダメ」
「え?」
結愛が俺の袖をつかむ
ぐいぐい引っ張って俺に抱きつく
「ゆ、結愛?まさか?」
「ここでしよ?」
「い、いやいや?まずいって・・・」
家以外の所でえっちまでしてしまう事が最近増えてはいたが
ここ・・・壁薄いし
バレたら逮捕だぞ?
「結愛、家でしよう?な?」
結愛はもじもじしながらうつむく、顔は微かに赤い
「いけない事・・・どきどきするの・・・私、悪い事だって分かってる」
結愛は切ない顔で俺を見つめる
こんな顔されたら断れるわけない
「おとうさんと・・・いっぱい気持ちよくなりたいよ・・・」
恥ずかしくて涙目になっている結愛
俺はもう完全に結愛の虜になってしまっている・・・
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