岬に部屋まで送ってもらった
旦那から聞いたそうだ
「あの母親はおかしい」
って
なんとなく気になって様子を見に来たら部屋にいなくて探してくれたらしい
「体暖かくして寝てなさい、私は帰るから」
「はい・・・・」
「手、どうしたの?」
「猫にひっかかれた」
「・・・・・ほんっとにめんどくさいね、君は」
岬はため息をついてまた部屋にあがってきた
「ほら、着替えて・・・バスタオルは?」
「せんせ・・・」
「ん?なに?」
涙が落ちてきた
えぐえぐわんわん泣いてしまった
「おれ・・・おれっ・・寂しい・・・そばにいて・・帰らないで」
俺はビョーキでサイテーの男だ
「あーもう・・・わかった、わかったよ・・・ほら泣くな、泣くな」
抱き締めてくれて
頭を撫でてくれた
俺は抱きついて岬の胸でしばらく泣いた
「まったく・・・脅迫してきたり、泣いたり・・・・めんどくさいレイプ魔だ、君は」
「・・・・せんせ」
「泣くなって」
抱き合ったまま座り込んだ
先生の髪、長くてきれい
「・・・ねぇ」
「はい・・・」
「写真、返して」
「嫌です」
岬は強く抱き締めて頭をぽんぽん叩いた
「教師を脅迫するなんて犯罪だぞ?」
「・・・・嫌」
「あー、もういいよ・・・・ほら風呂入りなさい」
「先生も・・・」
「ダメ・・・」
「ばらまくよ?旦那さんに見せちゃうよ?」
「はぁ・・・めんどくさいくそガキめ」
岬先生は最初の頃より俺に気を許してくれている
脅していた俺に対して軽蔑していたが
最近なにか違う
「ほら、先生とお風呂に入れるなんて滅多にないんだぞ、おいで」
「はい・・・」
一緒に湯船に入った
「脅されて・・・嫌嫌だったんだけどなぁ」
「せんせ・・・旦那さんに電話しなくていいの?」
「・・・・ま、遊びに行くって言ってでてきたからヘーキ」
まだ知り尽くしてない岬先生の体
おっきなおっぱいに目がいく
お湯に手をつけたときに傷口に痛みが走った
「あー、染みる?」
「はい・・・」
「野良猫にひっかかれた?」
「はい・・・」
「バイ菌入ったかな、消毒液ある?」
「ないです・・」
「買ってくるから、頭洗ってなさい」
岬は風呂からあがって服を着て部屋を出ていった
俺は言われたとおり頭を洗って風呂からあがった
パジャマを着て部屋に寝転がる
しばらくして
岬先生が帰ってきた
「せんせ・・」
すぐ抱きついてしまった
「何歳児だ、君は」
「消毒して・・」
「わかったわかった」
おすわりさせられて
きれいに傷口を消毒してばんそうこを貼って岬はすこし微笑んだ
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