お袋は連絡などしてくれない
俺は優等生のふりをしているし目立つような問題行動はしていない
ま、女がらみの関係が目立たないのはだいたいが年上の女とばかりやってるからかも
女子大生とかOLとか
甘えたり、男らしいとこを見せればすぐに惚れるし
バカだな、女って
歩に別れ話をされて
俺は最後に一度愛し合いたいと言った
・・・・結局歩は俺から離れられなくなった
同年代の女と付き合うのははじめてだが彼女との付き合いは長くなりそうだ
さて、腹を決めて
岬先生にアタックしてみるか
授業が終わり放課後
生徒もほとんど帰った頃
俺は職員室のドアをノックした
「失礼します」
「あら、村田くん?」
「あ、岬先生?」
「何か用かな?」
「いえ・・岬先生一人ですか?」
「えぇ、今日は片付けたい事があってね」
岬はメガネをはずして目をパチパチさせた
メガネをはずすとさらに美人になるな
俺はドキドキしながら岬に近寄る
「先生・・・旦那さんはえっち下手なんでしょ?」
「いやぁ、この時期はテストを・・・・・え?」
俺はにこにこ笑いながら
写真を取り出した
彼女の顔がひきつった
「な・・・なに?それ?」
「僕、偶然とっちゃいました♪」
「・・・・ふぅ」
岬は深呼吸をして俺をにらんだ
意外に冷静なんだな
ヒステリー起こすかと思ったんだけど
「それを渡しなさい」
「嫌です♪」
「・・・なにが望み?成績の事?君はよくできているし」
俺は岬の後ろ側にまわる
彼女の首に手をまわして耳元でささやいた
「俺、先生とえっちしたい」
「・・・・だめ」
「真先生と物足りないから自分でしてたんでしょ?」
「・・・ちがう」
彼女は体をこわばらせて俺から離れた
「彼は・・・誠実で優しくて・・・私は彼を」
「じゃあ、ばらまこうかな」
「っ!?」
「嫌でしょ?」
俺は岬に近づいた
彼女は後づさりした、壁際まで追い詰めた
「どう?」
「・・・・嫌よ」
「せんせ?かっこいい生徒とえっちできるって考えたらいいんじゃない?」
「何言って・・・」
俺は岬の手を握る
彼女は振りほどこうとしたが俺ははなさない
自分の頬に岬の手を触れるように持ってきた
「俺、寂しいんです」
「・・・っ」
「先生が好き」
「・・・気持ちはうれしいけど、サイテーのクソガキなんか嫌いよ」
「・・・ひどいなぁ」
「・・・一度だけ」
「え?」
彼女の顔は真っ赤だ
ぼそっと一言言った
あぁ、これで俺の勝ちだ
「せんせ♪大好きです」
「・・・・っ」
じっくり落としていこう・・・・
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