岬の旦那は同じ職場にいる
つまり夫婦揃って教員
しかも旦那は俺の担任
桐谷真・・
こんなやつのどこがいいんだろうか
真面目そうだが面白味がないし
廊下で岬を見つけた、とりあえずは会話で探るか
「岬せんせー?」
「ん?村田君?どうしたの?」
「俺、英語の成績どうっすか?」
「えーと・・・うん、特に問題はないよ」
「そうですか、ありがとうございます」
俺は愛想を振り撒いていた
そっちのほうがモテるから、根はそうとうなクズだったな
ちなみに同じ高校の女子生徒とは付き合わない
好みの女はいなかったし
おかげで変な噂もたたなかった
岬は26歳
旦那と出会ってすぐ結婚したんだとか
俺は空手部とオカルト同好会とモータースポーツ同好会に所属していた
まぁ・・・それで放課後に学校に残る事が多かった
この頃は携帯もなかったし、女を呼び出すのに手間がかかった
歩の他に女はいたし、呼び出すよりこっちから行く事もあった
今日は誰としようかなと考えながら、教材の倉庫の前を通りかかった時
「あ・・・・っく」
あえぎ声?
学校でやってんのか?
ドアの隙間から中をのぞくと・・・
岬だ
声を圧し殺しながら自慰している
あぁ、たぶんあの旦那だしな
だいぶしてないんだろーな
飛びかかってくか?
いや、まだダメだ
偶然持っていた使い捨てカメラがあったのを思い出して隙間から何枚か撮影した
「あ・・・んっ」
夢中だな・・・夜の7時、この時間に生徒がいるなんて思ってないんだろう
俺は弱味を握った
気分が高ぶるけど今日のところは退散だ
数日後
また岬に話かける
「せんせー?」
「ん?どうしたの?」
彼女はクールだが生徒と話す時は優しい表情をする
「真先生とラブラブなんですか?」
「えっ?あ・・・ま、まぁね」
岬はほほを赤らめた
あぁ、レスじゃなくて下手なんだな、あいつ
「村田くんは変な事聞くね」
「結婚ってどうなのかなーって思ったんです」
「いいもんだよ、幸せ」
「おのろけ、ごちそうさまです」
「もう・・」
もう少し仲良くなってから脅してみようかな・・・
彼女の事をもう少し理解しないと
あの写真をばらまくつもりはもちろんないけど
彼女にどうゆう対応されるか怖かった
なんせ、教師を脅すなんて
・・・・すげぇ興奮してきたな
俺もこの顔だし、年上には受けがいい
面白い事できそう・・・
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