若いと後先考えず行動してしまう
人を傷つけるかもしれないとか、そんな事をお構いなしに
やりたい事をやっていた
俺は高校受験の時期にお袋にこう言われた
「100万やるから好きなところへ行け」
と
つまり、私の前から消えろ、と言うことか
俺はそう受け取った
俺は県外の高校に合格し、そこに移った
割りと有名な進学校だ
お袋は中学卒業の日にポンと100万円を俺になげつけた
学費と家賃は出してやる、後は自分でなんとかしろ
俺はもうそこでお袋の事には無関心になった
恨みも怒りも沸いてこない
俺は、母性に飢えていた
初体験は中学で済ませて
女の扱いを自分なりに研究して・・・
複数の女と付き合うのが当たり前だった
自慢に聞こえるが容姿はかなりよかったし
簡単だった・・・・
セックスのテクニックはとにかく・・・学校の勉強より熱心に・・学んだ
きっと離れられなくなる・・・・って思ったから
歩とは高校の時に知り合ったんだっけか
彼女は別の高校に通っていた
友達に紹介されて仲良くなって
すぐに体を重ねた
高校生なんてそんなもんだ
「あんっ!ああっ・・・」
「やっらしー女だな、お前」
「い、いやっ!だめっ!」
バックでガンガン激しく・・・優しく突いた
歩は高校生の頃からけっこういい体してた
「おら、出すぞ!飲め!」
「んっ!!はぁ・・」
歩はセックスしてる時はもう俺の言う事はなんでも聞いた
彼女が精液を飲み込んだら俺は優しく頭を撫でた
「いい子だな、おいしかった?」
「ん・・・はい・・おいしかったです」
「愛してるよ、歩」
「私も・・・」
嘘だ
愛してなんかいなかった
そういえば女は離れられなくなるから
事が終わると歩は冷静さを取り戻す
俺はベットに横たわり車の雑誌を読む
「亮太は・・・」
「ん?」
「他にも女の子と付き合ってるんだよね?」
「うん、そうだよ」
歩が切ない顔をする
たまらない
もっと俺を欲しがれ
求めろ・・・俺を
「私だけを・・・愛してよ」
「うん、歩を愛してるよ」
「・・・・嘘つき」
歩は俺の部屋から飛び出ていった
また来る
それより最近気になっている女がいる
あの女を落としたらどうなるんだろう
学校の女性教師
英語の担当の桐谷岬
お堅い感じでいつもクールだが
いい体してるしすっげぇ美人だ
しかも人妻
俺は勉強はあまりしてなくてもいい成績だった
だからそんな事ばかり考えていた
俺の嫌な過去
消したい、忘れたい、過去・・・
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