結愛は昔からなにかわがまま聞いてほしい時は俺の袖をひっぱる
小学校の時だったかな
この頃の結愛は今とかわらず・・・すごく天使で
かわいくて・・・もう俺はデレデレだった
「パパっ」
「ん?どうした結愛?」
「ゆめとでーとして!」
で、デートだと!
誰だ結愛にそんな台詞教えたやつは!
慎んで感謝申し上げる!
結愛に手を引っ張られてデートした
近くの公園でお菓子を食べて遊んであげただけだが
すごくすごく幸せな気持ちになれた
今も変わらず
彼女は俺の袖をひっぱる
「おとーさん♪」
「ん?なんぞ?」
「デートにお誘いしてあげる♪」
「ん、お誘いお受けしましょうかね」
寒いけどオープン走行は気持ちいい
「結愛、コーナー侵入する時はある程度予測するといいぞ」
「はい、師匠っ!」
(*´∀`*)うぐはぁ!くっそかわいい!
「も、もっかい師匠って言って」
「嫌っ」
「・・・・」
紅葉してるなぁ
もうすぐ散っちゃうんだろうが・・・
結愛の運転もなかなかうまくなってきたな
お父さんは感心してますぞい
「結愛、お腹空かないか?」
「うん、空いた」
「でも、こんな山奥に店ないよなぁ」
「あるよー?」
「あるんだ?」
「うん、ある」
どうやら目的はこの店だったようだ
なんか人いっぱいいる
「おいで、おごってあげる」
「うん・・」
結愛に手をひかれる
なんか逆だろう・・・まぁいいか
山菜ごはんか
一品だけのお店とはなかなか珍しい
店内はけっこう人がにぎわっている
「隠れた穴場だな」
「うん、友達から聞いたの」
席に座るとかってに運ばれてくるようだ
うまそうな山菜ごはん
「うほ・・・うめ」
「おいしい♪」
さて、プチデートを終えて帰路に・・・
「買い物したいから付き合って?」
つかない
結愛とだったらどこへでもいける
「結愛、俺にも運転させて?」
「ん?いいよ♪」
結愛は微笑んでキーを手渡す
あぁ、抱き締めてぇ
けど人目があるしなぁ
どう見ても親子だし
しばらく運転して
結愛の行きたい場所についた
「買い物♪買い物♪」
ここでも結愛は俺の袖を引っ張る
ほんっと、かわいいなぁ
こんな幸せ・・いつまでも続くといいな
買い物が終わって帰宅
結愛は冬服を買ったようだ
俺に見せつけてはにこにこしている
俺は夕飯を作りながら褒めて頭を撫でてやる
彼女は俺の袖をひっぱる
あぁ、昔と変わった事がひとつある
「デート、まだ終わってない・・・えっちしたい」
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