結愛はあまりお菓子を食べない
いや・・・食べるには食べるのだが週一回くらい
「わぁ・・・なにこのレーサーさん♪素敵!フレンド申請しよっと」
結愛はレースゲームに夢中
現実ならば勝てるがゲームは無理だ
・・・・まぁ、最近のゲームはかなりリアルになってて
荷重やらなんやらいろんな要素も考慮して操作するようで
ぶっちゃけ結愛の運転技術はそのうち俺の上をいく
さすがだ、結愛
結愛はポッキーをぽりぽりしながらゲームに夢中
・・・もうなんか彼女を見てるだけで幸せ
「結愛、おとうさんとポッキーゲームしよう?」
「んー・・・このチューニング分かんないなぁ、歩さんに聞いてみようかなぁ」
「結愛?おとうさんとポッ・・・」
「ふぁ・・・眠たい、歯磨いて寝よう」
結愛に無視された
慣れっこだよ・・・・・・
嘘です
まぁ、シカトされる原因は俺にある・・・
それは・・・
結愛の買ってきた100個限定のプリンを食っちまったからさ!
あぁ・・・食い物の恨みは恐ろしい
翌朝
「おはよう、結愛」
「・・・・・・・」
結愛が無言で朝食を俺の前においた
ワサビがたっぷりのったトーストとすっげぇドス黒いコーヒー
(。・ω・)・・・・食える
これを食えば許してもらえる!!
「いただきま・・・」
「・・・・・」
「・・・・・せん」
「・・・・・」
結愛は俺に冷たい眼差しを向ける
「結愛、ごめん」
「・・・・」
「おいしいプリン買ってきてあげるから」
「・・・・」
「な?許して?」
「・・・・やだ」
「そんなに・・・・怒ったのか?」
「・・・・・うん」
結愛が俺の乳首を渾身の力でつまむ
「うっひ!?」
「・・・・これはからは」
「はい!?」
「・・・・食べる前に」
「はいっ!」
「・・・・私に聞いてっ!」
「は、はいっツ!!」
ようやく許してもらえた
ちょっとアイディアを思い付いた・・・・
結愛はバイト中も敬語で話しかけてくる
たまらんなぁ・・・・
「結愛くん、これは君へのボーナスだ」
「はい?」
手書きで書いた
プリンをおとうさんが一生おごる券
(。・ω・)どやっ!!
結愛はそれを受け取って微笑んだ
「じゃあ・・・さっそく今日のお昼に使います♪」
「おぅ、遠慮なく使え!」
結愛の笑顔が見れるならなんだってする
俺は・・・結愛が大好きだ
愛しくてたまらないのだ
「部長!ゴチになります!」
おごる券・・・結愛にだけ・・・・って書いとけばよかった
部下全員にプリンをおごるハメになった
結愛はいたずらっぽく笑う
「ま、これっきりで勘弁したげる」
「うぼぼ・・・」
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