毎月二回くらい、ウチに恒例行事ができた
「よし♪歩さん、今日は太巻きを作りましょ」
「太巻・・・うん」
結愛の料理教室
結愛はゴスロリ着物に割烹着を着ている
割烹着は金山が作ったらしい
あぁ・・・・くっそかわいい
俺、我慢、我慢
金山はエプロンと三角頭巾
なんか胸元が犯罪的
おとうさんは私の助手ね?とおっしゃられたので喜んでやらせてもらっております
「じゃあまずは具を決めましょう♪」
結愛、のりのりだなぁ
やっぱ教えるのが上手い
いい先生か、いい上司になれるだろうな
教師設定でいじめられたい・・・・あぁ、いいねぇ
「顔キモい」
「なにもしてないぞ」
とりあえず具はスタンダードな物と応用編としてカリフォルニアロール(アボカドのあれ)
「じゃ、歩さん卵焼きを作りましょう」
「ん、卵焼きね」
歩はフライパンに油をひいて卵を落として塩コショウをかけた
「おい、それ目玉焼きだろ!」
「え!?」
歩め、なんという料理音痴
「卵焼きというのはだな・・・」
「助手はおだまり」
「はい・・」
結愛に任せよう
俺は野菜の下準備
料理でき男はモテるぞぅ
酢飯を作るのは難しいぞな
結愛の教え方どうりにやってるようだ
うんうん順調
・・・・あぁ、結愛かわいいな
ほんっとに・・・我慢ならん
「おとうさん、これ手伝って」
「ん、おけ」
歩は向こうで干瓢煮るのに四苦八苦している
結愛のきれいな唇に目がいく
「・・・・」
「海苔、いいやつあったよね?あれ使お・・んっ!」
たまらなくなってキスした
見つかるかも
ドキドキする・・・
つか・・・俺大人だろ
(´・ω・)性欲コントロールできようよ
結愛は抵抗するが離さない
「っ・・・は」
舌の侵入も拒むがそのうち許してしまって
もうしっかり絡めあって濃厚なキスしちゃってる
「結愛ちゃん干瓢煮えたと思う!」
「っ!?はい!今いきます!」
結愛は俺を押し飛ばした
顔は真っ赤で俺をにらむ
「・・・なに考えてるの?」
「悪い・・・」
「もう・・・・ばかっ」
ホッぺにキスして歩のところに行ってしまった
はぁ・・・自制自制
とりあえず具材は揃った
どれもいい具合だ
「さぁ、歩さん・・巻いてみましょう!」
「ま、巻く?」
歩はそわそわしながら酢飯に具材をのせていく
「くっ・・・なんか緊張するよ」
「歩さん、緊張せず・・・く゛いっと、やさしく、巻き巻き!」
(*´∀`*)まきまき・・・かわええ
・・・・・・・てかもう昼過ぎたな
夕飯は太巻か・・・・
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