依頼されていた設計図で気になる事があったのだがまぁ、解決した
午後からなにすっかな
一旦帰宅
ガレージを開けると
美しい赤のポルシェが俺を出迎える
「おうおう・・・お前も退屈させてたな」
軽くボディを撫でる
俺もドライブしようっと
ポルシェに乗り込む
ターボはついていないタイプのポルシェだ
それでも加速は恐ろしく速い
キーをまわす
エンジンが作動する
ガレージ内に響く排気音
顔が自然とほころぶ
仕事を必死こいてやってきたごほうび・・・
車好きとしてはもう最高の瞬間だ
家から出発して近くの山道に来た
ポルシェはRR
つまり尻にエンジンで尻で走る車だ
運転になかなかコツがいる
(*´∀`*)うはぁ・・・楽しい
と・・・・後ろからなんかあおってくる輩がいる
ロータスエキシージS
・・・・勝てんな
峠や山道では軽いほうが有利だ
道を譲るか
停車してハザードをつけたら向こうも停まった・・・女性がおりてきた
「・・・・・や」
「・・・・ポルシェ煽るの楽しいか?歩」
「・・・・うん」
「・・・・またお前はどこにそんな車買う金があるんだよ」
「貰いモノ、私はモテるからね」
なんとゆーか
車がらみの事は彼女にかなわない
「おら、ついてこい、飯でも食いに行くぞ」
「お、いいね」
歩は相変わらず年齢不詳だな
どうみても女子大生くらいにしか見えん
日焼けした肌は冬になると落ち着いてくる
元は色白なんだろう
・・・・俺はこいつを抱いたんだよなあ
何度も何度・・・部屋に連れ込んで
「りょうたー?どこ行くんだよ」
「んーと、蕎麦」
「おっけ・・・じゃあ目的地まで煽るね」
「ポルシェ様の尻にキスすんなよ」
山道は紅葉していて綺麗だ
山の近くには必ず蕎麦屋があるもんです
しばらく走ると見えてきた
いくつかあるがどこが美味いんだろうか
車を駐車した
やはりこの二台は目をひくな
「どこの蕎麦屋にする?」
「・・・蕎麦なんてどれもおんなじでしょ?」
「いや、違うのだよ」
「天ぷら蕎麦があればそれでいい」
歩はさっさと店を決めて行ってしまった
これだから女ってやつは!
「結愛ちゃんは?」
「デート・・・」
「へ?」
「女友達とデートだとさ」
「へぇ・・・・じゃ、私たちもデートする?」
歩が首をかしげて手を俺に差し出した
・・・・・すっげぇかわいいが
「もう、結愛を裏切れないよ・・・ごめん」
「・・・・手を繋ぐのもダメか」
歩はしょんぼりした
俺は結愛が好きだから・・・できないんだ・・・
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