恭平が、わりと唐突に立ち上がった。
「さあ、宴たけなわですが遅くなりましたので本日の研究会はお開きとさせていただきます。講師の高木由美子先生に、、とは言っても私の母ですが、。お礼の拍手をお願い出来れば幸いです。」
恭平が、幾分照れ臭いのか頭をかきながら、しかし、上手にこの場を締めてくれた。
来年から社会人一年生として、充分に業務をこなしていける落ち着きと能力を備えている。眉目秀麗にしてマスクも爽やかだし、バスケット一筋に打ち込んでいれば。百点満点の若者だ。
更に、恭平。
「えー。僭越ですが本日の講師の論旨は、母子愛と性愛は紙一重というより布一枚という極めて危険な状態にあるということです。皆さまに、おかれましては。各人の判断で、、まあ難しい話は、これ位にして。
最後に本日の会計ですが。高木由美子先生が所属している日仏官能書院の接待費からご馳走していただけるそうです。」
既に親子で打ち合わせ済みのようだ。どうやら、口を挟む余地はなさそうだ。
由美子が、頷きながらニッコリと見回した。透き通るような白い肌。通った鼻筋が、恭平と瓜二つだ。
この二人こそ、母子相姦すれば絵になる。恭平も由美子も口裏を合わせてお互い興味ないと言ってるが。実は、恭平の細長い○ん○んで由美子を、、。
「いいんですか?」
「随分飲み食いしましたけど割り勘にしませんか?」田中と吉川が、不服そうに言った。
そこは熟女の貫禄で、由美子が手をヒラヒラさせながら、ニッコリ。
「あらあらいいのよ。私の自腹じゃないし、こうやって地元のイケメン達の恥ずかしい本音を取材出来たことだし。そんなに恐縮してもらうのは悪いなあ。」
上目遣いで、由美子は、暫く何事か考えている素振りをした。
「じゃあ、私のお願いを聞いてくれるかしら?」
「お願いですか?」
「何なりと!言ってください。由美子先生!」
陽気な田中が太っ腹に受けてしまった。
「えーと、言いにくいんだけど。最後に、皆さんのぺニスの形状というか主に亀頭とこう丸を観察させて下さい。性描写の際に、どうしても知っておきたいの。
勃起したぺニスは、こう丸を収縮させて精液を放出させるメカニズムがあるらしいの。」
あまり必然性のあるお願いとは、おもえないが。私と田中と吉川は、一斉に目を合わせながら、お互いの意思を確認しあった。
「大丈夫です。じゃあ僕から。」田中がすくっと立ち上がってズボンをおろすとワイシャツの奥から半ば勃起したぺニスが鎌首をもたげていた。続いて、同様に吉川。最後に、私。
高木由美子の余興に付き合いながら、頭のなかでは。
この後、友枝にするか和恵にするか?ヤハリ田中の子種を孕んだ可能性がある洋子に早く会うべきか。とか色々と考えあぐねてしまった。
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