海Da!(。・ω・。)
ただしピッチピチのギャルも、ムッチムチの熟女もいない
いるのは海女さんが数人
俺と歩と母さん、三人で来たんだが・・・やはり人いねぇな
「亮太くん、おまたせ」
振り返ると母さんが手をふっていた
母さんクソかわいい(*´∀`*)
マザコンすぎるわけじゃなく母さんがかわいすぎる
体もエロいし・・・正直母さんをオナネタにする日も少なくはない
だが・・・血のつがった女の人だ
そこは諦めねばなるまい
「歩は?」
「ん?私の後ろにいるよ?」
母さんのうしろに歩が隠れている
ちらっと顔を出した
「水着、はずかしいな」
「はやく見せろよ」
「っ!?最低!」
歩は顔を赤くして俺をにらんだ
海水に入る前に準備運動
歩の水着姿・・・エロいな
「じろじろ見んな変態」
「見てない」
「・・・」
歩はそっぽを向いた
俺はビーチボールを持って海に飛び込んだ
さあ!楽しむぞ!
「無理しちゃダメって言ったのに・・・亮太くんまだ体弱いね」
「うー・・・」
母さんがうちわをあおいでくれている
俺、ほんとにダメだな
まだまだ体力がついてきてない
「歩ちゃんと散歩してらっしゃい♪マザコンだと思われちゃうよ」
「うぃっす」
俺はパーカーをはおった
日焼けしたいが痛みに耐えられるほど強くない
(。・ω・。)情けないっす
「歩、散歩しよ」
「うん、体は大丈夫?」
「へーき!」
歩はクスッと笑った
俺はなんか照れ臭くなってそっぽを向いた
防波堤の近くにきた
金属の柵や門は錆だらけで荒れ果てている
俺は岩の上に座った
歩も俺の隣に座った
なんとなくそんな気分になって・・・言ってしまいたくなる
「なぁ、歩」
「ん?」
「付き合って」
「ん?どこに?」
「いや、だから・・・俺の彼女になって」
「・・・・・ダメ」
歩は悲しそうな顔をした
俺はすごく抱き締めたい気持ちになった
「今住んでる施設・・・閉鎖されるの」
「は!?」
「だから・・・次の大会が終わった頃かな、引っ越しする・・・だからダメ」
「そんな・・・」
「養子にもらわれるまではまた別の施設で暮らすと思う」
胸が痛い
こんなに痛いのは生まれてはじめてだ
俺はいままで女の子と付き合って別れても別に痛くも痒くもなかった
なんだろう、この身を引き裂かれるような感覚
こんなの本気で好きじゃないとおきない
俺・・・歩のことこんなに好きだったのか?
はじめて気づいて
はじめて受けた痛みだった
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家族愛 延長戦