学校まで来たが引き返して結愛を自宅まで送った
結愛は震えて泣いていた
ソファーに座らせて頭を撫でた
「おとなしく寝てなさい、学校には後で連絡しとくから」
「一人はやだ・・」
「わがまま言わない・・な?」
「やだぁ・・」
結愛は抱きついてきた
「おとうさんと離れるなんてやだ・・」
愛しくてたまらない・・だが会社は休めないし
困ったな・・
あ、そうだ・・
携帯を取り出した、電話をかける
「歩、今暇か?」
「ん?うん」
「ちょっとこい」
「おけ」
歩はすぐに来た
歩に詳細を話した
歩はうなずいて結愛を抱き締めた
「結愛ちゃんは私が守るよ」
「歩、頼むな」
「おぅ、お礼にこんどパーツ買え」
「おけ、じゃあ頼むな・・よろしく」
結愛は俺をみつめた
行かないでと言いたそうな顔だが・・
「いってらっしゃい、おとうさん・・」
「うん、いってくる」
「早く・・帰ってきて」
「うんうん、分かってる」
車に乗ってとりあえず深呼吸
学校には風邪をひいたと言っておいた
しかし・・結愛はメンタル的には弱いな
まぁ、仕方ないか・・
心配だが仕事に行かねば
出社したら金山がいきなり話しかけてきた
「部長、おはようございます!」
「おぅ!今日も綺麗だな!」
「やだ、部長ったら・・」
金山はとりあえず褒めれば黙る
だから褒めとく
(。・ω・。)勘違いすんなよ!
仕事ちゃっちゃと終わらせて帰りたい
部長リミッター解除しますっつつ!!
(。・ω・。)残業・・
なんでこんな日にかぎってよぉ
ばばっと終わらせた
早く帰りたい
結愛を抱き締めたい
ただそれだけ・・・
帰宅っ!
「結愛っ!」
「あ、おとうさん」
子犬のような目で俺にとびついてきた
歩は微笑んでいる
「歩、悪いな」
「ううん、結愛ちゃんと遊べて楽しかったし」
結愛は俺の胸に顔をうずめている
「加齢臭い」
「ひどい!」
「ふふっ・・」
よっぽど安心したのか結愛は機嫌が良くなった
「歩さん、ご飯食べてきます?」
「あ、いいの?」
「おいしいの作ります!」
「ありがとね」
(*´∀`*)いやぁ、我が娘の天使っぷりが最高やわぁ
(。・ω・。)夜の悪魔っぷりも素敵だがな!
とりあえずいろんな意味で疲れた一日だった・・ばたん
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