夕方、結愛が学校帰りに病院によってくれた・・友達も引き連れて
「わぁ結愛パパ大丈夫?」
「元気だしてね?結愛パパ」
「ありがとう、みんな キリッ」
「きゃー♪」
(。・ω・。)俺ってすごくね?
「あ、みんな、もう時間だよー?」
「あ、うん!」
結愛が友達全員うまく帰した
結愛・・また不機嫌に
「お前ってさ・・」
「んだよ」
「ふんっ」
歩も不機嫌・・
(*´∀`*)男はつらいよ・・
「お父さん、元気そうね」
「ん、明日退院できるって」
「・・帰ったらしばらく粗食にするから」
(。;ω;。)うばば・・やっぱおこってる
「さて、結愛ちゃん帰るか?」
「あ、はい」
歩はしばらく結愛といてくれる
面倒見のいい女だな、歩は
「お父さん、明日迎えにくるね」
「ん、待ってる」
部屋から二人が出てった
寂しいな・・
ガラッ
結愛が息を切らして戻ってきた
「どした?」
「・・忘れ物」
「ん?どれ・・っ」
結愛がキスをして俺の顔をかっちりおさえた
首が動かん
「んっ・・は・・」
「ちゅっ・・っ」
ねっとり舌を絡めた後
結愛は俺を見つめた
「・・また、明日」
「お、おぅ・・」
結愛はまた小走りで出てった
(*´∀`*)たまりませんな・・
もうすぐ消灯だ
車の雑誌を見ながらボーッとしていた
ナースさんが手でしてくれるっていう噂があるけど
ないよな・・うん
次の車どうしようかな・・・・
保険金で車買うか・・
パッと明かりが消えた
寝るか・・
そういえば、お袋・・見舞いに来なかったな
どーでもい・・どーでも
「ごめん・・ね」
びくっとした
なんか声がする
まわりを見渡しても人はいない・・幽霊?
でも・・声で分かった
「由利子?」
「亮太・・私、あなたが大好きだった」
「・・・」
「・・結愛が生まれて、あなたを結愛にとられた気がしたの・・浮気したら振り向いてくれるかと思ったけどダメだった・・お金を奪っても叱っても殴ってもくれない」
「君の事は・・俺も好きだったよ、でも・・」
部屋の隅に黒い影が見えた
「・・私、しんで分かった・・愛を与えられるのを待ってるだけの私が悪かったの」
「由利子・・」
「さようなら」
「・・由利子!」
部屋が静まり返った
もういない・・
彼女は母親になれない女だった
・・・・・
翌朝
結愛と歩が迎えにきた
俺は着替えて待っていた
外に出ると
日差しがすごく眩しく感じられた
・・・・
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