「貴方の考えてること位、ママは全てお見通しよ。」
一旦立ち上がったので。田中の言いなりになるかに見えた洋子ママ。。体制を建て直してクルッと田中の方を向いた。
「さあ!孝司、ここにお座んなさい。健一さん!貴方もよ。」
急遽、母親の威厳を示した洋子ママに、圧倒された田中と私は、蛇に睨まれた蛙のように大人しくなってしまった。
「貴方、健一さんのお母さんと付き合ってるって言ってたわよね。。それに健一さんも容認してるなんて。ママ凄くショックを受けてるのよ。」
「・・・・・・。」
田中は、すっかり項垂れてしまっている。
「セックスしてるって言ってたけど。ママに詳しく話してごらん。」
洋子ママが、ピーンと背筋を伸ばして、まるで小学生を叱りつけるような毅然とした様子に、大の男二人が、シュンとしてしまった。
「最初は、友枝さんとは。健一の勧めもあったんで。というか。俺が、健一に頼んで。。。お互い関心のある国際経済について真面目に勉強したり、話をしたりしてたんだけど。いつの間にか、愛し合うようになって・・・。それまでは、健一にべったりの教育ママだったらしい。」
田中は、洋子ママの剣幕にビビったのか、後が続かない。
「そう、いきさつはわかったけど。それで肝心のセックスの方は?どうなの?」
洋子ママが、田中をじっと睨み付けた。
「年は離れてても。愛し合えば、男女はセックスに行き着くからね。今は、勉強した後、必ず友枝さんの体を愛してあげてる。当然だよね健一?」
田中が、私に振って来た。突然の振りに困ってしまったが。洋子ママの手前、「うん。」と返事するしかない。
「そうかあ。ママ少し妬けちゃうかも。魅力的なんだ友枝さん・・。」
息子が、本気で他の女性に入れ込んでいるのを聞かされて、すっかり意気消沈してしまったようだ。
若い女性ならまだしも。自分の同世代のウバザクラだけに、ショックは大きいのだろう。
しかし。洋子ママは、ここでヘコタレていなかった。
「ママが負けず嫌いだって、孝司は知ってるよね。」
洋子ママの大きな瞳が、妖しく光った。
「私だって友枝さんに、負けない位の魅力があるつもりよ。」
洋子ママが、ボディコンのピンクのワンピースを脱ぎ始めた。ピンと反りあがった乳首と腰のクビレが凄過ぎる。あっけに取られながら。。私も田中も、思わずゴクッと生唾を飲み込んでしまった。
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