高木由美子の面接結果について、翌日、早速恭平から連絡が入った。
「お昼休みでしょ?スミマセーン。。さて面接の結果ですが、残念ながら不合格でした。」
恭平の結果通知を意外性を持って聞いていた。あれだけ、プロ作家の由美子さんを興奮させたつもりだったのに。何でだろう?という思いだ。
午前中は、月曜日の定例会議で流石にぐったりとしていたのだが。
「それで不合格の理由は?」恭平には、不機嫌さを露骨に出して尋ねた。
「そうですね。健一さんからの浣腸と陰毛剃りの話が、著しく文学性に欠けているとのことでした。この種のスカトロは、ありきたりの話ですから。。新たな材料にはならないとのことです。
やはり、官能小説とはいえ。心理的に、性的興奮を高めるある種の文学性が求められますから。」
「うーん文学性の欠如ね。まあ、今会社だからあんまり詳細は話せないけど。俺とすれば自信はあったんだよね。」
若干の悔しさを滲ませながら私。
「更に、高木由美子は、こうも言ってました。健一さんは、自分の隠微な性体験を隠しているから、そこが本質的にダメなとこ!って。手厳しい言い方でした。
でもいずれ又面接のチャンスを与えるから、その時は、洗いざらい話してほしいと言ってました。。あっ!それから、話を蒸し返しますが。久美さんと吉川さんのセッティング早めにお願いします。」
恭平の話は、そこで終わった。相変わらずポイントを押さえた対応をする恭平に脱帽だ。
午後からは、定例会議の議事録作成のため、パソコンに向かっていたが、高木由美子とのやり取りを反芻したり。。あれ以来、疎遠になってしまった久美さんのこと等。母マニア同好会の仕事が山積しているので、本業は、当然はかどらなかった。
更に、追い討ちをかけるように、田中から連絡があったのは、その日の就寝前のことだ。
「夜遅くにごめん。実は、うちのママからの切実な伝言なんだけど。いいかな?お前が、ピアノ教室に2ヶ月以上来てないんで、ママが心配してるんだ。近いうちに、顔見せしてくれないか?」
「わかった今度の土曜日行くって、洋子さんに伝えてくれ。助かる健一!ここだけの話だけど。最近、ママから迫られて困ってるんだ。俺には、愛する友枝さんがいるし。」
「愛する友枝さんかあ?言ってくれるねえ。うーんそれに、近親相姦じゃヤバいよね。」と私。
あの洋子ママが発情中と想像すると。あの時、私の●んぽに嫌らしくからまって来た洋子ママのビラビラを思い出して、急に激しくシゴキたくなって来た。
「良かったら、ピアノ教室が終わったら、お前のデカマラでママを逝かせてやってくれ。」
田中には、洋子ママとセックスしたことは、一切話してないから。田中としては、相当勇気のいる依頼だったことだろう。
「まあその時の二人のムード次第だけど。努力してみるよ!」
「とにかくお前には、友枝さんという大きな借りがあるからね。お互いの母親をスワップするということで、どうだろうか?」
その日の田中は、あくまでも低姿勢だった。
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