今日も健次から貰った服を、加奈子は喜んでいた。父親が選んだ服に文句を言うことは無いが、
本当はもっと女の子らしい、今風の服装もしてみたいのだ。亮一は加奈子にすまなく思った。
肌や体の線が目立たない服装をさせていたのは、男の目から娘を守る為と言いながら、
実は亮一自身が娘を女として見まいとする気持ちの表れなのだ。
妻の死後、亮一は女性とのセックスは無い。弟の健次と違い、積極的に女性と交際する事も、
女遊びする事も無い。だが亮一だとて性衝動にかられることはある。
そんな時に段々亡き妻に似てきた娘が、子供とはいえ胸や尻が発育した体で、
薄手の衣服でしどけない格好をしていると、つい男の目で見てしまうのだ。
加奈子はまだ親に甘えたい年頃だから、時には父親に抱きついてきたりもする。
そんな時に自身のモノが反応してしまう自己嫌悪から、なるべく女を感じさせない服装を
させているのだ。だが先ほどの体の線や肌が露わになった加奈子を、娘としてだけでなく、
性の対象として見てしまった。しかし自分に恥いる今でさえ、次第に下半身がいきり立っていく。
亮一は自分のモノに手をかけしごいた。「…加奈子…」そして娘の名を呼びながら果てた。
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