「おきろーっ!」
「うぉ!??」
結愛に起こされた
なんだなんだ・・
「お父さん、寝過ぎ」
「あ、ああ・・すまん」
「ま・・昨日はいっぱいしたもんね」
「あ・・」
昨日の夜
後でピルを飲むからと何度も中出ししてしまった
反省せねば・・
「結愛、ピル飲んだか?」
「うん、飲んだよ」
「はぁ・・妊娠したら不味いんだから・・もう中ではしないぞ」
「たぶん一回したらまたしちゃうよ?」
「・・はぁ」
もう二度としない自信は無い
気を失いそうになるくらい気持ちよかった
あんな快感は結愛でないと味わえないだろう
「あ、言い忘れてた!遅刻しちゃうよ!」
「お・・わぁああ!」
早く行かないと
着替えながら時計を見る
あと30分あるからなんとか間に合う
「い、行ってくる!」
「私はもう少ししてから学校行くね・・お父さん、忘れ物」
「ん?」
娘にキスされた
舌が入ってくる
時間が無いのに・・
もう遅刻の事がどうでもよくなった
「んっ・・ちゅっ」
「はっ・・んっ・・結愛、出勤前なんだから軽めにしてくれよ」
「ご、ごめん・・行ってらっしゃい♪」
「お、おう!」
車をとばして会社まで向かった
これで良かった
幸せな気分だ
娘にこんなに愛されるなんて
「ぐはぁ・・」
寝不足のせいか集中力が・・ダメだなぁ
「部長、お昼行きませんか?」
「あー・・今日はいいや、疲れてて食欲無いや」
「お疲れなんですね、わかりました!」
部下とは頻繁に昼飯を食べに行くんだがな
今日はもういいか
ブブッ
マナーモードの携帯が鳴る
結愛からだ・・
【今日お仕事終わったら学校に来て(*´∀`)/カモ-ン☆夏休み前の盆踊り大会があるんだー♪】
ああ・・そういえばそうだったな
あいつ浴衣持ってたか?
会社を定時で退社した
社長には無理するなと言われたがきっちり定時まで仕事をした
誘惑に負けて結愛に中出ししてまった自分が情けなくて仕事くらいはやりきろうと思った
俺は大人なんだから・・
学校近くのパーキングに車を止める
一時間100円の所だ
車を降りて学校に向かう
夕日が道を照らす
新しい人生が始まった
これで良かった・・
まだ確信は持てないけど
これでよかったんだと思う
学校の近くまで来た
なんだか人が集まっている
ほとんどの人が浴衣だ
俺だけスーツで浮いている
太鼓の音がなって運動場の門が開いた
結愛はどこで待ち合わせるか言わなかったな
どこにいるんだろうか
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