妻と楽しくデートした
すっかり仲直りできた
妻は俺と腕をからませ寄り添ってくれた
幸せだ・・
「さ、そろそろ帰ろうか・・結愛が待ってる」
「うん・・謝らなきゃね」
結愛との関係は内緒にしなければいけないが・・
どう隠そうか・・
家について玄関を開けた
「おかえりっ・・え?」
結愛がキョトンとしている
「結愛、ごめんねっ!」
妻が娘を抱き締めた
「結愛・・お母さん反省するから・・ごめんね」
「お母さん・・」
「ごめんね・・」
これでいい・・普通の家族に戻れる
夕方、三人で夕食を食べた
何年ぶりだろうか
楽しく会話しながら食事をした・・いや、結愛は黙っていた
まだ仕方ないだろう
妻の手料理は久しぶりだ
こんなに美味しかったんだな
幸せを噛み締める
寝る前・・妻を誘ってみた
妻は嬉しいと言って抱きついてきた
久しぶりの妻の体は甘くやらしく・・熟れた体になっていた
翌朝・・
まるで新婚時代に戻ったような気分になった
「仕事行ってくるよ」
「うん、いってらっしゃい」
妻が見送ってくれた
仕事もやる気が出て頑張れた・・もう何もかもが違って見えた
仕事を終えて帰宅する
妻が出迎えてくれた
夢のようだ・・
いつも娘が座る所に妻が座り二人で夕食を食べた
娘は部屋で勉強していて出てこなかった
そんな生活がしばらく続いた
娘との関係が自然と無くなっていた
これでいい・・これが普通なんだ
「ねぇ、あなた」
「ん?どした?」
「あの・・・ちょっと相談があるの」
「ん?なんだい?」
妻の髪を撫でる
愛しい・・
「私、お店を開きたいと思ってるの」
「おぉ、どんな店だ?」
「昔からの夢だったお花屋さん」
「へぇ・・あ、もしかして開店資金か?」
「うん・・悪いんだけど・・その」
「あぁ、君の夢のためなら俺の貯金で必要な金くらいいくらでも払ってやるよ!」
「ほんと?嬉しいっ!」
妻が抱きついてきた
キスをして見つめ合う
すべてがうまくいっている気がする
妻と話す代わりに娘と話さなくなってしまった
これはいかんな・・
娘とも仲良くしなければ
娘の部屋のドアをノックする
「結愛、入るぞ?」
「・・・はい」
部屋に入ると娘は勉強していた
もうすぐ夏休み前のテストだもんな
「勉強してるか?」
「うん・・」
「結愛、お父さんの話を・・」
「もう私とセックスしないんでしょ、いいよ、黙っとくから」
「結愛・・」
娘はするどい目で俺を睨んだ
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