娘のお目当ての店についた
聞いたことのないブランドだ、どれもこれもそんなに高くない
娘には月5000ほどおこづかいをあげている
この店は大体2000から15000くらいの物ばかり
「これが欲しかったんだ♪」
「ほぅ・・」
なんというか地味なバックだ
「地味だな」
「うっさい」
「ブランド物欲しいならお金下ろしてくるぞ・・どうする?」
娘が俺をにらんだ
キレてる・・
「あのねぇ・・ブランド物でも似合わなきゃ意味ないの!私は似合う物だけ買うの!」
「ほぅ・・いい女はブランド物を持つと聞いたが」
「本当にいい女はブランドに左右されません!周りの意見に左右されません!お分かり?」
「うむ・・」
娘はすたすたとレジに向かった
なんだか頑固だな
店を出るともう昼頃になっていた
「昼飯食うか・・どこに行きたい?」
「お父さんが決めていいよ」
「中華?」
「えー」
「イタリア料理?」
「えー」
「和食?」
「えー」
「おい・・」
「クスッ、冗談だよこうゆう女はめんどくさいよね?和食にしよ」
「ほいほい」
昔の女で何人かこうゆうのがいたな
たしかにめんどくさい女だった
和食のお店についた
案内された部屋は個室だった
「わぉ、個室だね・・」
「何考えてる?」
「はい!?」
「やらしいな、結愛は」
「・・・アホか」
「・・・何食べる?」
娘のジト目でお腹いっぱいになりそう
「私は・・・寿司」
「寿司・・高いぞ・・」
「うん、高いよ」
「遠慮して」
「やだ」
しゃーないな・・
財布を確認した、まぁ・・足りるな・・
俺はまんべんなくつまめる物と焼き魚定食を頼んだ
「注文来るまで暇だね」
「じゃんけんで暇つぶすか」
「お断り・・ねぇ、お父さん」
「なんだ?」
「もし離婚したら私を引き取ってよね・・」
「離婚はしないよ・・」
普通、親権争いになると母親のほうが有利だ
離婚は避けるべきだ
なんとか家庭を元どうりに・・
グリッ
娘が俺の股間を足でグリグリしている
「お、おいっ!」
「私・・お母さんと一緒に暮らすなんて嫌・・」
「な、なぁ・・今はやめてくれ・・店の中だぞ?」
「場所なんて関係ない・・お父さんとならドコでもシテあげる」
勃起してしまった
娘は容赦なくグリグリと押してくる
「私を引き取ってくれる?ねぇ?ねぇ!答えてよ!」
娘が泣いている
そんなに怖いのか?
「わ、分かったよ!」
「グスッ・・」
「隣においで・・泣くことないだろう」
娘はちょこんと隣に座った、困ったな・・
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