結愛にほほをペシペシ叩かれて起こされた
「おとーさん、おきて」
「んー・・ああっもっといじめてぇ」
「はぁ!!?」
「えっ?」
ほっぺをつままれた
こうゆう反応がほしかったんじゃないのか?
「今の何?キモいよ・・早く起きてよ」
「キモくてさーせん・・ん?どした?」
結愛がにまっと笑ってなにやら雑誌を見せてきた
「海行こ!」
さぁ、というわけで運転中
前に行った海とは違う場所だ
隣の県の海だ・・一日どこかに泊まって翌日到着かな
ちょうど連休でヨカタ
「お父さん水着持ってきた?」
「ああ、ピッチピチの水泳パンツを」
「・・・・」
(*´∀`*)あぁぁぁジト目かわいいよジト目
「お父さん前見てよ」
「おうっ!!?」
赤信号だった
「半ズボンみたいなやつだよ、膝まで隠れる」
「ふんっ、ならいいけど」
「短いのだと息子がこんにちはしちゃうからな」
「息子ちゃん切っちゃおうか?」
「ごめんなさいごめんなさいもう言いません!」
信号が青になった
俺の顔も真っ青に・・
結愛は今日もミニスカだ
(*´Д`*)ナマ足ハァハァ
「お父さん・・」
「ん?どした?」
「コンビニ寄って・・大事な話がある」
「う、うん・・」
大事な話・・まさか
生理が来ない・・とか?
一週間に中出ししちまった・・
冷や汗が出る
車をコンビニに止める
結愛を見つめる
結愛も俺を見る
泣きそうな顔をする
大丈夫・・結愛と俺の子だ・・大切に育ててやる
「お父さん・・」
「結愛・・泣くな」
「水着持ってきてないの」
「・・・・・はぃ!?」
結愛は俺にしがみつく
泣くほどの事じゃないだろう
あー・・冷や汗かいた
でもちょっとホッとした
「結愛、どうしたんだ?水着忘れたなら今から買いに・・」
「着れないの・・」
「え?」
「アザが残ってて・・着れないの」
結愛が服をめくる
あぁ・・まだ消えてなかったのか
「お母さんのせいで・・こんな・・」
「結愛、来年になったら消えてるよ」
「でも・・」
「前に見た時より薄くなってるし大丈夫だよ・・」
「うー・・」
結愛は泣きながら俺を見る
頭を撫でて抱き締めてやる
体のアザは消えるが心の傷は絶対消えない・・
俺がなんとかしなければ
「結愛、こんなアザはたんぱく質とビタミンCを取ればすぐに消えちゃうぞ」
「そうなの?グスッ」
「あぁ、だからお父さんのアレを飲めば・・」
「・・ここでしちゃう?」
「い、いや冗談なんだが」
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