仕事がはかどる
帰れば天国が待っている
さっさとこなして帰ろう
「部長、ちょっといいですか?」
「ん?なんだ金山」
美人だ・・だが俺の好みじゃない
なんつーか・・サド気が足りない
つか結愛が一番だ
ドSの俺がドMに変わったのは結愛のおかげ(せい)だ
あいつは世界一かわいいと断言できる
なぜなら俺のむ・・
「部長?変な顔しないで聞いてください」
「ん?ああ・・なんだ?」
「仕事終わったら・・居酒屋寄りませんか?」
なん・・・だと?
金山・・まさか俺の事を?
なるほどなるほど
だからいつも昼飯に誘っていたのか
仕事が終わって金山と居酒屋に向かう
ちょうど結愛の下校時間だな
はやく帰っていじめられたい
俺・・変わったな
適当に注文した
さぁ、金山・・俺に告白するならしろ!
全力で断る!
「部長、お話というのはですね」
「おぅ!」
俺は!
「私、部長の・・」
「おぅおぅ!」
結愛が!
「娘さんが好きです!」
「おぅおぅおぅ!・・・ぅ!?」
好きだー!
・・・・え?
金山はほほを赤らめながら体をくねくねする
「結愛ちゃん・・かわいいですよね、あんなかわいい子初めて見ました」
「お、おぅ・・だって俺の娘だもん」
なんなんだよ、びっくりした
結愛がかわいいのは当たり前だ
「実は私レズなんです」
「・・・ズバッとカミングアウトしたな」
「えぇ、部長になら話していいと思いまして」
「なぜに?」
「部長は器の大きい人ですから」
器よりあそこのが大きいがな!
「で?」
「結愛ちゃんのコスプレ写真ほしいんです!」
「ダメ」
「・・・結愛ちゃんに性的欲求をぶつけるとかじゃなくてただ純粋にかわいいと・・」
「ダメ」
「・・・・」
「・・・・」
金山の秘密は誰にも話さない
大切な部下だ
「じゃあ、部長、よろしくおねがいします!」
金山は手を振って帰って行った
お願いされた・・
コスプレ服の費用は金山が負担すると・・
困ったな・・結愛はどんな反応するやら
酒は飲まなかったので車で帰る事に
結愛に電話せねば
「もしもし、結愛?今から帰るよ」
「・・・・」
「結愛?」
「しね!」
ぶっ
切れた・・
なんだ?なんなんだ?
怒ってた・・・
車を走らせ家に急ぐ
俺が何したってんだ・・
アパートについた
鍵を開けた
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