吉川からの連絡だった。和恵さんの帰りが遅いので、心配して車で迎えに来るとのこと。「今、健一さんのお宅にお邪魔してて。加入手続きが終わったとこ。」と和恵さん。
「大変!息子が後10分で来るって。」大慌てで、和恵さんが身支度した。と同時に、ドアがノックされた。やあやあと、吉川が現れた。二人のことを疑った様子もなくすっかり安心した。
翌日、和恵さんから連絡が入り、保険の約款を渡したいとのこと。昨日の喫茶店で、待ち合わせすることに。「昨日は、ご加入いただき有難うございました。」和恵さんが、深々とお礼をした。「また、お客様のお宅でご迷惑をおかけしまして。」「あっ大丈夫ですよ。私は、和恵さんの息子みたいなものですから。。」とさりげなく私。「びっくりなさったでしょ。あんな大醜態をさらして。」と和恵さん。
最後たまらず、逝ってしまったことを恥じてるみたいだ。「醜態だなんて。。当然ですよ。僕の方こそ余計なことをしまして。指まで入れてしまって、すみませんでした。」
顔を赤らめる和恵さん。改めて見ると、久美さんとは違う可愛い熟女の魅力がある。それに、数々の顧客との現場で、もまれて来た一流のセールスウーマンというか。。
「和恵さんと今度お会い出来るのは、契約更新の時ですから先になりますね。」と私。「そんなことないですよ。新商品のパンフとか、近いうちに、お持ちしますよ。」そつのないトークで、私との距離をしっかり保ってくれる。「それじゃあ、和恵さんのお時間がある時に、新商品のご説明に来てください。」と、少し口説いたつもりだ。「健一さんのお宅の方が、宜しいですよね。」和恵さんが、また来てくれそうだ。今度こそ和恵さんと、お○んこ出来るかも。というか間違いないく出来る。楽しみだ。
数日後、吉川から会いたいとの連絡が入った。和恵さんと会った同じ喫茶店で、会った。「いやいや、お袋がお世話になって有難う。」と吉川から早速のお礼だ。「田中と直樹は、何回か説明を受けたんだけど、入らなかったんだ。まあ本人の自由だからね。。。そうそうお袋が、お前のこと褒めてた。紳士だし親切だって。」何だか照れ臭い。「また、近いうちに、お母さん。新商品の説明で来るって言ってた。。お前、嫌じゃないよね?」和恵さんと会っても不自然じゃないように、息子の吉川に伏線を張っておく戦略だ。
「どうぞどうぞ。嫌どころか、お願いしたい位のとこ。」サバサバと吉川が言った。」「ところで、今日はお前に別件でお願いがあるんだ!」吉川が、私の方に身を乗り出した。
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