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近親相姦 官能小説

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38
投稿者:コウジ
「お、お願いだから…この子は許してやって」
 赤い縄で後ろ手に縛られ、四つん這いのあられもない姿勢を
とらされながら、祖母が叔父に向けて泣き叫ぶような声で哀願
したそうです。
 その祖母の間近に素っ裸の祖父が仁王立ちしていて、すでに
全裸にされた加奈子は、祖父の剥き出しの股間の前に、顔を置
くようにして座らされていたようです。
 それまで布団の上に仰向けにされて、下腹部の茂みの中の最
も敏感な箇所に、叔父の口と舌での愛撫を散々に受け続け、ほ
とんど意識が失くなる寸前くらいまで責め立てられていた加奈
子には、叔父の前から逃げようという気持ちも、抗う気力の欠
片さえなかったようで、祖母の悲痛な哀願の声すらも、彼女の
耳にはよく聞こえていなかったそうです。
 加奈子の正直な告白では、今、自分の顔のすぐ前に、まるで
軍艦の大砲の太くて長い砲身のように赤黒い光沢を放って突き
出ている叔父のもので、早くこの身体をつらぬかれたいと思っ
ていたとのことのようです。
 そうして加奈子は自らの意思で、目の前にグロテスクに突き
出されている叔父のものに唇を添え当て、口の中深くに含み入
れていったようです。
 加奈子、ごめんね、という祖母の声が何度も加奈子の耳に聞
こえていたそうですが、
 「うるせぇな、お前は。そんな恥ずかしい恰好しとって、孫
娘にどうこういえる立場やなかろうが」
 という叔父の一喝で、間もなく祖母の声は途絶えたそうです。
 叔父の下腹部のものは、加奈子のこれまでのそう多くはない
体験の中では、一度も見たことのないような太さであり、長さ
であったということでした。
 その頃あたりから、もう加奈子の告白の声はしどろもどろに
なりかけていました。
 というのも僕の真横に寄り添うようにして、仰向けになって
話している加奈子の浴衣の襟の中に、僕の片手が潜り込んでい
て、ブラジャーをしていない彼女の丸く盛り上がった乳房をま
さぐっていたからです。
 「…で、加奈子は叔父さんのその太くて長いものでつらぬか
れたってわけか?」
 滑らかな肌の感触の乳房の張りのある膨らみを、わし掴んだ
り揉みしだいたりしながら、僕は加奈子に意地悪い問いかけを
続けました。
 「あ…あん…そ、そうです」
 加奈子は仰向けのまま、まだ酒の酔いの残る顔を赤く上気さ
せて、目を薄く閉じ加減にして、半開きの口でたどたどしく応
えてきていました。
 「叔父さんのその太いもの、気持ちよかった?」
 「い、痛かったのだけ、覚えてる…」
 「でも、段々と気持ちよくはなってきた?」
 「ああっ…ち、違うわ」
 「ん?…何が違うの?」
 そう問い返しながら、僕は加奈子の乳房の頂点にある乳首をい
きなり強く摘んでやると、彼女は赤く上気しきった顔を歪ませ、
背筋を反らすようにして一際高い喘ぎの声を洩らしていました。
 「ああっ…違う、違います。…わ、私…あまりきつくて」
 「きつくて…?」
 「い、痛かっただけで…それで途中で気を失って…」
 わざと意地悪い言葉をかけ続けながら、加奈子の乳房に這わせ
ていた手を、僕は彼女の下腹部までいきなり下げていき、ショー
ツの薄い布地の上から、敏感な箇所をなぞるように添え当ててや
ると、もう彼女のその部分はしとどに濡れそぼっていて、ショー
ツの薄い布地にはっきりとした湿りを露呈していました。
 加奈子は何一つ抗いの素振りは見せず、僕の手にされるがままで、
僕のその指の淫靡な動きに呼応するかのように、息遣いも見る間に
荒くなり出してきていました。
 「ああっ…こ、浩二さん」
 熱く切なげな喘ぎの声が絶え間なく洩れ出してきていて、僕の二
の腕を掴んでいる加奈子の手の力までが強まってきていました。
 加奈子は祖母のすぐ前で、叔父からの野太いつらぬきを長く激し
く受け続けたようです。
 下腹部への僕の指の責めに反応しきっている加奈子のしどろもど
ろの話では、最後の時は仰向けにされ、叔父の迸りのねっとりとし
た体液を、口の中に受けさせられたようでした。
 そのまま加奈子は意識を失くしたそうです。
 精力の強い叔父はそれからしばらくして、縄で括られたままの祖
母の身体を責めたのだそうです。
 加奈子がどれくらい意識を失くしていたのかわからないそうです
が、祖母の激しく続く喘ぎの声にふと薄目を開けると、顔のすぐ前
で、仰向けにされ叔父に覆い被さられている祖母の白い裸身が見え
たそうです。
 祖母の細長い両足が天井に向けて上げられていて、その足と足の
間にがっしりとした叔父の身体が入っていて、祖母の剥き出しの股
間に腰を向けて、強い律動を繰り返していたそうです。
 「ああっ…よ、洋二さん…いいっ…いいわ」
 実の息子に対して祖母は、まるで愛する男の名を呼ぶようにして
熱く昂まった声を間断なく上げ続けていたそうです。
 加奈子がこの家に来てからは、ただの一度も見たことのない祖母
の女の顔が生々しくすぐ前に見えたそうです。
 加奈子はまだ意識を失くしたふりをして、薄目で叔父と祖母の激
しく淫靡な絡みをただ見ているしかなかったそうです。
 やがて二人の身体が一旦離れ、叔父のほうが布団に仰向けになっ
たそうです。
 祖母が叔父からの命令や指示でなく、自らの意思で叔父の腹の上
に跨るようにして座り込み、自らの手で叔父の屹立したものを誘う
ように自分の股間に導いていったそうです。
 叔父のものが祖母の股間に突き刺さるように沈み込むと、
 「ああっ…いい、いいわ」
 と祖母が熱く昂まった声を上げ、叔父の下腹部の上で自ら腰を揺
り動かせていたようです。
 薄目で見入っている加奈子のほうが、二人が実の親子であるとい
うことを忘れそうになるくらい、その姿勢での行為は長く続き、そ
のまま祖母は絶頂を迎え、叔父の胸の上に上体を深く折り曲げ果て
終えたそうです。
 「…それで、加奈子の目の前で、お祖母ちゃんも叔父さんってい
うか、実の息子に絶頂を迎えさせられたってわけだ…すごいね」
 真横で上気した額に汗を滲ませ、すでに熱く喘ぎ悶えている加奈
子の耳朶に口を近づけ、僕は熱い息を吹きかけながら囁くようにい
いました。
 「ああ…そ、そうよ。…ね、ねぇ…浩二さん…も、もう」
 布団の上で全身を激しくくねらせ、息も絶え絶えな声で喘ぎなが
ら、加奈子は僕に何かを訴えるような熱い眼差しを投げてきていま
した。
 その時には加奈子の下腹部に伸ばしていた僕の手は、彼女の濡れ
そぼったショーツの中まで潜り込んでいて、指に直接熱い滴りを感
じていたのです。
 「加奈子のお祖母ちゃんと、僕も寝てみたい…」
 下腹部での手の動きを続けたまま、すでに昂まりを露わにした加
奈子を焦らせるようにいうと、
 「い、いやっ…そんな」
 と彼女はムキになったような声で反発してくるのでした。
 加奈子の祖母と叔父、つまりは実の母と息子が身体を交えるという
生々しい情景を、僕は加奈子への愛撫を続けながら浮かべていました。
 自分の下腹部のあたりに、身体中の血液が集中してきている感じが
ありました。
 加奈子の着ていた浴衣は襟から裾までが大きくはだけ、丸く盛り上
がった乳房や小さく窪んだ臍穴から、その下の茂みまでが露わになっ
ていました。
 ショーツはすでに加奈子の両足から脱げ落ちていました。
 慌てふためくようにしてトランクスを脱ぎ下ろした僕は、いきなり
加奈子に覆い被さり、その勢いのまま彼女の下腹部を激しくつらぬい
ていきました。
 「ああっ…浩二さんっ…いいっ」
 赤く上気したままの顔を突き上げるようにして、加奈子はいきなり
の僕の猛攻に、まるで待ち望んでいたかのような喜悦の声を上げて応
えてきました。
 加奈子を激しく突き立てながら、同時に僕は目の奥深いところで、
顔も知らない彼女の祖母の痴態を思い浮かべていました。
 すると何故か加奈子の祖母の顔が、僕の義母の顔と重なり、慌てて
首をうち振り、彼女へのつらぬきに力を込めていました。
 「ああ…浩二さん。…いい、いいわっ…とても気持ちいいっ。…も、
もう私を離さないで」
 そういって僕の身体の下で、激しく喘いでくる加奈子の声に、不覚
にも僕は何故か一気に昂まってしまい、
 「加奈子っ…」
 と叫ぶような声を上げて、急激に込み上がってきた迸りを彼女の体
内深くに放出してしまったのでした。
 「ああっ…浩二さん…ほんとに愛してるっ」
 加奈子にしがみついた僕の耳に、彼女は自分の口を近づけてきて、
今にも泣きそうなくらいの声で口走ってきていました。
 もっと長く加奈子の身体を堪能するつもりでいた僕でしたが、唐突
に何の予兆もなく襲ってきた絶頂の嵐に、不甲斐もなく暴発してしま
った自分が自分でわからなくなっていました。
 そんな僕の情けない身体を、何もいわず加奈子は細い腕で、温かく
優しく抱き包んでくれていました。
 加奈子の身体の上に覆い被さり、彼女の肌の若い匂いを感じながら、
僕の頭の隅のほうで、愁いを帯びた義母の顔が浮かんでは消え、消え
ては浮かびしてきていました。
 それは決して加奈子には話すことのできない思いでした…。

       続く

※元投稿はこちら >>
15/10/31 01:13 (46.yH3c9)
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