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近親相姦 官能小説

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9
投稿者:コウジ
ラブホテルの室のドアの外から中まで続いた長い抱擁で、
始めは緊張と慄きで身体を固くしていた義母でしたが、彼女
の唇を思うさま堪能した僕のほうから身体を離すと、その場
に崩れ落ちそうなくらいに彼女は脱力状態になっていました。
 どうにか僕のほうが小柄な義母の身体を支えるようにして室
の中まで入ると、見覚えのある大きな丸いベッドと鏡の壁と天
井が目に入ってきました。
 ベッドの脇の二人がけ用のソファに、僕はまだ脱力感に包ま
れている義母の身体を座らせました。
 鏡張りの壁の四隅の高いところから、赤と黄色の照明がスポ
ットライト的に室内を妖しげに照らしていました。
 こういうホテル特有の扇情的で妖しげな内装は、ソファに座
り込んだ義母の目にも当然入ったようで、彼女のコートを着た
ままの細い肩がまた緊張モードに入ったかのように小さく竦み、
 緊張と戸惑いと動揺を入り混じらせたような表情をして、顔
を深く俯かせている義母の真横に、僕はどっかりと腰を下ろし、
 「さっきは怒ったようなこといって、ごめんね」
 と義母の細く竦めているコートの肩に手を回し、もう仄赤く染
まった耳元に顔を近づけ囁くようにいいました。
 白いブラウスの襟に隠れるうなじのあたりから漂い出る義母の
女の匂いが、また僕の鼻腔を妖しく刺激してきていました。
 「この時間をどれだけ待っていたか…亜紀子を抱けない日が長
く続くとね、僕がまだ若過ぎるのかも知れないけど…本当に気が
狂いそうになる」
 言葉を途切らせてそういいながら僕は、義母の耳元とうなじの
あたりに、口の中に熱く溜め込んだ息を、まるでその行為だけに
専念するように、幾度となく吐き続けました。
 室内には少し暑いくらいの暖房が効いていました。
 強く握り締めていたプラダの黒色のバッグが、小さな音を立て
て床に落ちました。
 「ああっ…浩二さんっ」
 必死に何かに堪えていた義母の心の中の堰が崩れ落ちたかのよ
うに、彼女が唐突に身を翻してきて僕にしがみついてきました。
 「抱いてっ…」
 そういって義母は、自分のほうから顔を僕の顔に近づけてきて
唇を重ねにきました。
 僕の首に義母のコートを着たままでも細い両腕が、強い力で巻
きついてきていました。
 義母の僕へのしがみつきは、ソファから自らの腰を浮かせるく
らいの激しさで、重ねた口の中での舌の動きも、僕も少し驚くく
らいの活発さでした。
 ソファでの熱い抱擁もまた長く続き、長い間やむ終えず、密な
接触のなかった憤懣を、お互いがぶつけ合うような激しさでした。
 「ずっと…ずっと、こうしてあなたといたい」
 「僕も同じだよ、亜紀子」
 僕のほうから顔を離さずにいたら、義母は本当にいつまでもこの
場で抱き合っていたそうな感じでした。
 身体を離した僕は激しい抱擁で、さすがに少し乱れた息を整えて
から、
 「服を脱ぐよ」
 とそういって自分からソファから立ち上がり、ブルゾンから順に
一気に脱ぎ捨て素っ裸になりました。
 義母は義母で朦朧とした顔のまま、ソファの背もたれに預けた上
体を、まるで小舟に乗せられてでもいるかのように、左右に揺り動
かせていました。
 すでに仄赤く上気していて朦朧としていた義母の目の前に、素っ
裸の身を晒した僕に気づくと、彼女の眼鏡の奥の目だけが意識を取
り戻したかのように、パッと見開いたのがわかりました。
 「亜紀子も脱いで…」
 小さな子供を優しく諭すような声で僕はいって、彼女の両腕を掴
んでその場に立ち上がらせました。
 義母は少しの間、そこに立ち竦んだままで、恥じらい躊躇うよう
な仕草を見せていましたが、やがて二つの手が動き出し、彼女に代
わってソファに座り込んだ僕の前で、黒のコートから順に自らの手
で衣服を、ゆっくりとでしたが脱いできました。
 白いブラウスのボタンを外すと、白い絹地のキャミソールが見え、
薄い紫色のブラジャーの肩紐と、小さな丸い膨らみを包み隠した布
地が覗き見えました。
 着ていたセーターと同系色で、白地の花柄模様の入ったフレアス
カートのホックが外れて、音もなく足元に落ちました。
 薄い肌色のパンティストッキングが太腿まで細い両足を包み込ん
でいて、肩にまだかかっているブラジャーと同じ色のガードルが、
きつく股間を覆い隠していました。
 「亜紀子、いい身体だ。下のほうから脱いで」
 キャミソールにおずおずと手をかけようとしていた義母に、僕は
唐突な注文を出しました。
 セーターとブラウスとスカートを脱ぎ捨てた義母の扇情的な姿が、
僕の心の中にすでに燃え燻っていた邪淫性と嗜虐性を、さらに倍化
させ、発火寸前にまで追い詰めてきていました。
 僕の淫靡な注文を聞いて、義母のかたちのいい唇が驚いたように
少し開き、白い綺麗な歯が小さく震えるのが見えました。
 羞恥の色を濃くした義母は少しの間躊躇う仕草を見せ、自分なり
に間合いを取ろうとしてか、かけていた眼鏡を外そうとしてきまし
た。
 「眼鏡はしたままでいい」
 と僕は即座に命令口調でいいました。
 これまでの義母との幾度かの情交の中で、眼鏡のない義母の顔も
当然に好きでしたが、何となく元聖職者という気品の良さと上品さ
を漂わせるような眼鏡姿の義母を蹂躙する時のほうが、多分にミー
ハー的で、僕だけ穿った思い込みかも知れませんが、淫靡な欲情が
昂まるような気がしていました。
 僕のその声の厳しさに、義母は思わず全身をびくんと震わせまし
たが、動作は従順に手をガードルに添え当ててきていました。
 ガードルの次にパンティストッキングを脱ぎ下ろすと、かたちよ
く伸びた足の白い肌と、股間を覆う小さな三角の布地が見えました。
 白い小さなフリルのついたショーツはブラジャーとセットのよう
で、抜けるくらいに真っ白な肌とのコントラストが、一層僕の情欲
を燃え上がらせました。
 ショーツの小さな布地にかかった義母の手が何秒か静止しました
が、自分で瞬時に覚悟を決めたのか、間もなくその小さな布地は彼
女の二本の足首から抜き取られました。
 下半身を覆う全てのものを脱がされた義母の上体が自然に前屈み
になり、両手が剥き出しになった股間を塞ぐような姿勢の義母に、
 「背を伸ばして立って。両手を横に上げて」
 と僕はこのまま立ち上がり、義母の身体をベッドに押し倒したい
という思いを必死に堪え、さらなる注文を彼女に出しました。
 「ああっ…は、恥ずかしいわ」
 まだ残る羞恥に染まった顔を俯かせて、喘ぐような声を洩らす義
母でしたが、
 「足を開いて」
 と僕はかまうことなく、また冷徹な注文を出していました。
 上半身は丈の短いキャミソールとブラジャーだけで、何も身につ
けてない下半身を、男の前に恥ずかしく晒す義母の痴態を、こうし
て直接的にしかも間近に見えることに、すでに淫靡な色欲魔と化し
つつある僕の心の中に、次から次へと嗜虐の策略が湧き出てきてい
ました。
 両手を肩の高さまで上げ、両足を開かされて立ち竦む義母は、こ
れ以上ない羞恥に、眼鏡の奥の目を深く閉じ、下唇を歯で噛み締め
ながら堪えていました。
 「亜紀子、手で自分のそこを触ってごらん」
 「ああ…こ、浩二さん…こ、これだけでも」
 「恥ずかしいのか?…恥ずかしいだけかどうか確認したいから、自
分の手で確かめてみて」
 「そ、そんなっ…」
 「早くしないと、僕がするよ」
 「ああっ…は、はい」
 義母の片方の手がゆっくりと動き、剥き出しになった自らの股間の
漆黒の茂みの中に添えられていきました。
 「もっと指を動かせてっ」
 「は、はいっ…」
 義母の手の指が上下に擦るように動いているのが見えました。
 「どうだった?」
 意地悪い声で僕が聞くと、義母は口を強く噤んだまま、首を左右に
激しく振るだけでした。
 「濡れてなかったか?」
 「…………」
 「じゃ、僕が…」
 「ああっ…ぬ、濡れてますっ」
 義母が一際激しく顔を左右にうち震わせて、応えてきました。
 「相変わらず、淫乱な亜紀子だ。…よし、そんな淫乱な亜紀子に、
ご褒美をやろう。こちらへおいで」
 と僕はいいながら、義母に手招きをして呼び、自分の前に跪かせ
ました。
 「恥ずかしかったかい?亜紀子」
 そういって義母のまだ上気したままの頬を、両手で挟み込むよう
にして唇に唇を軽く重ねてやりました。
 「ほら、ご褒美だ」
 ソファに座り込んだ姿勢で、僕は義母の顔の前に自分の股間を晒
し見せました。
 僕のものは股間の茂みから、もう固く屹立していて上に向かって
そそり立っていました。
 義母の汗を薄く滲ませて眼鏡をしたままの顔が、ゆっくりと僕の
股間へ埋まりました。
 義母の濡れた小さな舌先が僕のものに触れました。
 その舌の感触は僕の屹立したものの上から下へ這い、下から上へ
とゆっくりと這い上がり、そして彼女の生温かい口の中へと吸い込
まれていました。
 僕の股間に埋まり、僕のものを咥えたままの義母の頭が、上下に
動き出していました。
 口の中に入った僕のものの先端が、時折、義母の喉奥に当たった
りすると、彼女はえづき咽るような声を上げたりしました。
 しばらくして僕は徐にソファから立ち上がりました。
 上から義母の顔を見下ろすと、彼女の口の周りに粘ついたような
唾液が拡散しきっていて、細い顎の下あたりまで卑猥げに激しく濡
れそぼっていました。
 それまで僕のものを長く口に含み入れていた息苦しさもあってか、
肩を弾ませるようにして息をしていた義母でしたが、そのまま顔を
また僕の股間に近づけてきて、僕の睾丸を舌で舐め上げるように愛
撫してきました。
 義母はそれほど大きくはない舌を精一杯伸ばして、何度も何度も
同じ動作を繰り返してきていました。
 眼鏡をかけた義母の顔がまたひどく卑猥に見え、僕の興奮は一気
に昂まってきました。
 僕は慌てるような仕草で、義母の両腕を掴み取り上体を起こし上
げると、そのまま抱き抱えるように近くのベッドに倒れこみました。
 仰向けにした義母の身体を海老折りのようにして、太腿の裏側を
両手で押さえつけ、目の前に剥き出された彼女の茂みの中に、餌に
飢えた野犬のように顔を埋め込んでいました。
 「ああっ…こ、浩二さん」
 「亜紀子っ…」
 義母との間で、何日も男と女としての接触の機会がなかったことが、
僕の興奮度合いを加速化していました。
 義母を前に立たせて服を脱がせ、視姦していたところまでは、どう
にか堪えられていたのですが、その後の股間への彼女の口での熱心で
丹念な愛撫を受けたことで、不覚にもどこかで堰が切れたようでした。
 そのまま僕は義母の下腹部の茂みの中に、固くいきり立ったものを
当てると、一気に深く突き刺しました。
 「ああっ…浩二さんっ…好きっ…いいっ」
 義母のほうの反応も早く、忽ち大きな声を上げ悶え狂ってきました
 何にも例えようのない、心地のいい狭窄感を充分過ぎるほどに感じ
ながら、僕は腰の律動を繰り返していました。
 義母への挿入を果たしたことで、僕のほうに妙な安堵感のようなも
のが生まれ出ていました。
 義母への繋がりというか、大袈裟にいえば絆に近いようなものが僕
の心の中に湧き出ていました。
 ふと、先日の由美との行為の時を、僕は思い出していました。
 娘の母親を同じように責めてみたいという、淫靡な発想でした。
 腰の動きを止め、僕から義母の身体を一旦離し、彼女を四つん這い
にして、すぐに背後からつらぬきました。
 僕の淫靡な魂胆など何も知らない義母は、背後からのつらぬきを受
けて、激しく乱れ絶え間のない熱い咆哮の声を上げ続けました。
 つらぬきを続けながら義母の背中を見下ろすと、まだ身につけたま
まの彼女のキャミソールが肩のあたりまでずり下がり、薄紫色のブラ
ジャーのホックのあたりの小さな膨らみが、妙に悩ましげに見えまし
た。
 細くかたちよくくびれた腰や、小さく丸まった臀部の肉の白さまで
が僕の興奮をまた昂めにきていました。
 「亜紀子、前の鏡を見てごらん」
 そういって僕は義母の両手首を掴み取り、彼女の背中を反らせるよ
うにして上体を起こし上げました。
 背中を大きく反らせた義母の裸身が、正面の鏡の前に映し晒されて
いました。
 「目を開けて見るんだ、亜紀子」
 そういわれて、義母は愉悦に歪ませた顔をうち振りながら、眼鏡の
奥の目を見開いていました。
 「ああっ…は、恥ずかしいっ」
 しばらくその姿勢で義母をつらぬいてから、僕は彼女の下腹部との
密着を保持したまま膝を崩し、自分の身体をベッドにどうにか仰向け
にして、彼女を腰の上に跨がせるように座らせました。
 下から僕のものが義母の体内に突き刺さる態勢になりました。
 「ああっ…こ、こんな…いやっ」
 これ以上ないくらいに羞恥を深くした義母の顔を、僕は下から見上
げながら、時折、自分の腰を上に向けて突き上げたりしました。
 「ほら、亜紀子、自分で腰を動かせてみて」
 僕はそういって、それまで掴み持っていた義母の両手首を離しまし
た。
 逃げる気なら義母は、僕の腰の上から逃げられました。
 しかし義母は僕の腹の上に両手をついたまま、顔を激しく揺り動か
せているだけでした。
 「さあ、早くっ…それから自分で全部脱いでっ」
 僕は声を荒げていいました。
 「ひ、ひどい…浩二さん…ああ…恥ずかしいっ」
 義母は哀しげに顔を歪めながらいって、ゆっくりとですが自らの意
思で、僕と深く密着したまま自らの腰を頼りなさげに前後に動かせて
きていました。
 腰を妖しげに動かせながら、義母はキャミソールとブラジャーも自
分の手で外し取っていました。
 「もっと強くだっ、亜紀子っ」
 僕はさらに追い討ちをかけるように、義母にいいました。
 「ああっ…はいっ…は、はい」
 義母の腰の動きに、自らの意思が伝わり出したようになったのは、
それから間もなくしてからでした。
 「ああっ…な、何?…ど、どうして?」
 あるところから、義母は自分で自分がわからなくなってきている
ようでした。
 腰を動かせるたびに、自分の身体に快感が押し寄せてくることを
知った義母は、慣れぬ動きながらも、湧き上がり襲い来る快感を求
めて、前後左右に激しく身体を揺らせてきていました。
 「ああっ…へ、変っ…わ、私…変になっちゃう」
 「ど、どうした?亜紀子」
 「わ、私…も、もうっ」
 「あっ…ああ、僕もだよ、亜紀子っ。こ、このままもっと動いて
っ」
 「い、一緒に…一緒に逝ってっ」
 「勿論だよっ…亜紀子…ああっ」
 本当に僕も昂まりの頂点近くまで来ていました。
 感極まった義母の動きがさらに激しくなっていました。
 「ああっ…だ、だめだっ…亜紀子っ」
 「こ、浩二さんっ…」
 支えるもののない義母の身体が、急に腰から折れ曲がるように僕
の胸の上に倒れ込んできました。
 どくんどくんという自分の迸りの音が聞こえるくらいに、大量の
ものを放出して、僕は義母は二人同時に、久方の絶頂に深く沈み込
みました。
 それから二人の意識が正常化するのに、しばらくの時間を要した
のはいうまでもないことでした…。


      続く


(筆者付記)
たくさんの方にお読みいただいているようで、嬉しく感じています。
どの方のレスも見逃すことなく拝読し、ご指摘もご意見も真摯に受
け止め、今後の参考とさせていただきます。
レス3の方を含め、いつもありがたい応援コメントありがとうござい
ます。

            筆者  浩二

※元投稿はこちら >>
15/09/11 16:30 (JTdLuZx2)
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