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近親相姦 官能小説

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26
投稿者:コウジ
義母の寝室の襖戸を開けると、仄暖かい空気と一緒に、女性の室特
有の男の五感を妖しく刺激する匂いが、僕の鼻腔だけでなく全身を一
気に包み込んできていました。
 その香しい匂いに全身だけでなく、僕の心の中をも瞬く間に乱れさ
せ、まだ僅かながらも残っているはずの、良心と理性の歯車まで見る
間に狂わせてきていました。
 室の中央に整然と敷かれた淡い色の柔らかそうな布団、鏡面が綺麗
に磨き拭かれた黒塗りの鏡台、落ち着いた木目が際立つ桐の和箪笥と
その横のクローゼット。
 どれにも義母の決して、自らがひけらかすことのない上品さと気品
の良さが漂っているようで、僕は襖戸の側に立ち竦み、改めて六畳の
和室を一望しました。
 ふと見ると、箪笥とクローゼットの隙間のところに、あのアダルト
ショップの紙袋の端くれが見えていました。
 そこに歩を進め隙間から紙袋を取り出すと、中に赤い縄と電動マッ
サージ器が入っていました。
 風邪熱が下がり傾向で、気分も少し楽になっているとはいえ、養生
第一の身では、縄を使っての行為は義母も許すはずがないので、電動
マッサージ器だけを取り出し、それを僕は布団の下に隠し入れていま
した。
 その布団の中に潜り込み身を横たえると、また布団から漂い出る義
母の甘い匂いが、僕の鼻腔に妖しい刺激を与えてきていました。
 自分は一体何をやっているんだろう?という自責の念にも似た思いが
頭をかすめましたが、この室の、というか、間もなく静かにやってく
るであろう義母の全身から醸し出る、魔性の女的な香しく妖しい匂い
の前に、脆くも雲散霧消してしまっていました。
 小さな足音が聞こえて、襖戸が静かに開く気配がありました。
 入口に背を向けて布団を頭まで被っていた僕のほうへ近づいてきた
義母は、
 「どう?…寒くない?」
 と優しく気遣いの言葉をかけてきました。
 「この室に入ったら気分が楽になってきた」
 そういって寝返りをうちながら、布団から顔だけ出して、僕は義母
の色白の顔を見上げました。
 「甘えんぼなのね、浩二さんって」
 「そうかな?…おふくろ早くに亡くしてるから」
 「そういってたわね…」
 「だから甘えさせてくれる?」
 「まぁ…どうしたらいいの?」
 「一緒に寝て…」
 「だめよ、風邪引いてる身なんだから」
 「何もしないから…」
 「私、まだ洗濯物畳まなくちゃいけないし…」
 「薬飲んだせいで眠くなってきてるから、寝るまで一緒にいて」
 「ほんとに寝る?」
 「うん…」
 「しょうがない子だこと…何もしないでおとなしくするのよ」
 布団の側で腰を前に屈めて、僕の顔を覗き込むようにしていた義母
は、まるで赤ん坊をあやすような仕草で、眼鏡だけ外して、服も脱が
ずに布団の中に入り込んできました。
 義母の生身の匂いが、また僕の鼻腔を強く刺激してきました。
 布団の中で向き合うように寝ると、義母のほうから手を動かせてき
て、僕の額に手を当ててきました。
 「熱は下がってきてるのかしら?」
 「うん、自分でも大分楽になってるのがわかる」
 「油断したらだめよ。今夜は早く休むことね」
 布団の中で僕の片手が無意識的に義母の胸の上に置かれていて、そ
れを義母の手がさりげなさげに払い除けにきて、僕がまた手を彼女の
胸に戻したりの行為が何度か続きました。
 その内、義母が諌めるような目で僕を睨みつけてきたりしてました
が、
 「このほうが身体が楽なんだ」
 などとわけのわからないことをいって、彼女の手の拒絶の動きを止
めさせました。
 「眠いんじゃなかったの?」
 義母は少し呆れたような顔をして、僕の執拗さに諦めたように、仰
向けの姿勢のまま全身を硬直させていました。
 姑息にも僕はそれに乗じて、義母の胸の上で手を意味もなく撫で回
すように動かし続けていました。
 「悪い子ね…」
 目を深く閉じたまま、義母が嗜めと諦めの入り混じったような声で
いってきました。
 「ねぇ、一つ聞いていいかな?」
 「何…?」
 義母は目を閉じたままでした。
 「亜紀子って長く教師してただろ?楽しかった?」
 「楽しいって…長くしていると色々なことあったから」
 「小学校だったらみんな無邪気だから…ほら、今由美が直面してい
るような、陰湿な苛めなんかもないんじゃない?」
 「そうね…でも、子供って悪気はなくても大人以上に残酷なめんも
あったりするから…それにそれぞれ赴任した学校なりに、色々なこと
あったわよ」
 「小学生でも、綺麗な女の先生って憧れたりするからなぁ」
 「あら、そういう先生いたの?」
 「いたよ。泉先生っていってね、小学校の三、四年の時の担任だっ
た」
 「綺麗な人だったの?」
 「うん、亜紀子に似てたかな?…大学出て最初の赴任先が僕らの学
校で、その時は四年目くらいの時だったかな?」
 「よく覚えてるのね…」
 「その先生が四年の担任の時にね、結婚することになって…憧れて
たから、何かとても腹が立ったのだけ覚えてる」
 「いい思い出ね…」
 「僕も亜紀子先生に教えてもらいたかったな…」
 「…………」
 とりとめのない話を続けている最中にも、僕は義母の胸に当ててい
た手の動きは続けていて、ニットのセーターの布地越しに、彼女の乳
房の小さな膨らみをしっかりと捉え、丹念に揉みしだいたり、指をな
ぞらせたりしていました。
 これまでの義母との体験で、女としての身体の部分で、乳房への愛
撫がかなり敏感な反応を見せるということを、僕は何気に察知してい
ました。
 布団の中で義母の手が、また忙しなげに妖しく執拗に動く僕の手を、
盛んに跳ね除けにきていました。
 仰向けになって目を閉じたままの義母の吐く息が不規則になってき
ていて、布団の中で手がまた力なく拒絶の動き見せてきていました。
 「どうしたの?}
と僕が意地悪に聞くと、
 「すぐに寝るって、いったのに…」
 と返す義母の声が切なげになっているのがわかりました。
 「あっ…だ、だめっ」
 僕の手がいきなり義母のニットの裾をたぐり、中に潜り込んだ時、
義母は細い顎を小さく突き上げるようにして声を洩らしました。
 「だ、だめよ…あ、あなた…風邪…ああっ」
 義母のセーターの中に潜り込んだ僕の手の指が、ブラジャーを潜
って乳房の肌に直接触れていました。
 少し汗ばんではいましたが、肌の肌理の細かさと艶やかさが僕の
指の先端にしっかりと伝わり、柔らかな弾力も感じることができま
した。
 「亜紀子…亜紀子先生、もう、僕、変な気持ちになってきてるよ」
 「か、風邪がまだ…治っていないでしょ?」
 「亜紀子先生を抱いたら治る」
 「そ、そんな…何いってるの…ああっ…だ、だめっ」
 義母の身体にまとわりついた僕の手が、彼女の背中に回り、ブラ
ジャーのホックを器用に外し取っていました。
 そこから僕は義母の乳房への愛撫を、丹念に長い時間をかけて続
けました。
 義母の乳首が固くしこってきているのがはっきりわかりました。
 「ああっ…ひ、ひどい…寝るっていったのに」
 「亜紀子先生が悪いんだよ。僕をこんなに興奮させて」
 「し、知らないわ…」
 仰向けになっている義母の全身が、左右に激しく揺れ動き出して
きていました。
 顔を上げて義母の顔を下に見ると、切れ長の目を閉じたままの彼
女の額のあたりには汗が薄く滲み出していて、前髪の何十本かがべ
たりとまとわりついているのが、何故か僕の欲情をさらに淫靡にそ
そらせるのでした。
 切なげに歪めた顔の下の、義母のかたちのいい赤い唇が、僕の顔
のすぐ下にありました。
 自然な動きで僕の顔が義母の顔に沈み落ち、唇に唇がゆっくりと
重なりました。
 重なった口の中で義母の歯は、僕の舌に然したる抗いもなく開き、
容易く舌は侵入し、彼女の舌を苦もなく捉えました。
 義母の小さく丸い乳房への手の愛撫を続けながら、僕はそのまま
彼女の温かく滑った舌を長く堪能しました。
 義母の両腕が自らの陥落を告げるかのように、僕の肩にしがみつ
くようにしてきていました。
 それから僕は義母への愛撫と抱擁を長く続けながら、汗をかきか
きして、彼女のニットのセーターとキャミソールとブラジャーを脱
がし、スカートも足元から抜き取り、自分も上半身だけ裸になって
いました。
 その途中で僕は布団から起き上がり、前以て布団の下に隠してい
た電動マッサージ器を取り出し、近くの壁のコンセントにコードの
先を差し込んでいました。
 僕の執拗で丹念な愛撫に、最早理性の大半が消失状態のようにな
っていた義母は、ぜいぜいと細い肩を揺らせて息をしたり、力なく
目を閉じたままでいました。
 電動マッサージ器のスイッチを入れると、義母の目が驚いたよう
に開き、僕の手にしていた器具に目をやると、急に慄いたような表
情になっていました。
 僕はそんな義母の表情を無視して、虫の飛ぶような振動音を出し
て細かに震える器具の丸い先端を、乳房に向けて静かに押し当てて
いきました。
 「ああっ…だ、だめっ…そ、そんなっ」
 忽ち義母は布団の中で激しく身体を揺らせ、急激な昂まりの声を
上げてきました。
 その器具の振動と感触に、義母の身体は過敏過ぎるくらいの反応
を示し、それが肌に触れている間中、彼女は間断なく声を上げ続け、
全身を激しく揺り動かせていました。
 「こ、浩二さんっ…も、もう許してっ…だ、だめっ」
 「そんなに気持ちいいのか?亜紀子」
 「こ、こんな…な、長くしたら…私、どうにかなっちゃう…ああ」
 「なればいいよ」
 「い、意地悪っ、浩二さんの意地悪…」
 義母の固くしこった乳首に器具の振動を与えてやると、彼女は一
際高い喘ぎの声を上げて、身体を真横に向けたり、背筋を反り上げ
てきたりしていました。 
 実をいうと義母への愛撫を長く続けながら、僕は自分の身体に少
し不思議さというか、ある異変を感じていました。
 いつもなら若い僕の下半身は、義母の身体を抱いたりしたら確実
に男としての反応を露わにするのでしたが、今日に限っていえばい
つもとは違う感じがして、下腹部のものにもいきり立つような勃起
症状が起きてきていなかったのでした。
 所謂半勃起状態にはなるのですが、いつものようなそそり立つと
いう感覚がないのでした。
 まさか義母の身体に飽きたということはなく、僕はやはり風邪の
影響で身体の見えぬところが弱っているのか、と思うしかありませ
んでした。
 後日談の話ですが、原因は風邪薬にあって、飲む薬によっては生
殖機能に影響を与える場合があるとのことです。
 そのことを知らないでいた僕は少し焦った気持ちになり、義母へ
の器具での愛撫を途中で止め、内心で自らの奮起を促すためと
考え、義母の身体を自分の下半身に強引に押し下げたのでした。
 義母の小柄な身体が布団の中に潜り込んだままの状態で、僕の下
半身あたりに屈み込むようにして蠢いていました。
 布団を跳ね除けることをしないのは、僕がまだ風邪引きの身であ
ることへの、この事態であっても彼女なりの気遣いなのかも知れま
せんでした。
 やがて義母は僕の意図まで汲み取り、布団に包まれた暗い中で自
らの手を僕のパジャマの下にかけてきていました。
 義母の手で僕の下半身は剥き出しにされ、彼女の細い指が僕のま
だ半勃起状態のままのものに触れてきてるのがわかりました。
 「うっ…」
 と僕は小さな声を洩らしました。
 彼女の口の中に僕のものが含み入れられたのです。
 半勃起状態の僕のものは何か懐かしいような感じの生温かい空気
と柔らかい唇の感触に、次第に予期していなかった反応を示してき
ました。
 大袈裟にいうと脳髄のあたりに強い電流が走ったような感覚にな
り、僕のものに見る間に活力が蘇ってきていました。
 布団の中に窮屈な姿勢で潜り込まされたままで、義母は僕のもの
をいとおしむかのように深く含み入れ、それこそ丹念な愛撫を長く
繰り返してきていました。
 すっかり男の気力を復活させていた僕の心の中に、義母の献身に
背くかのように、また彼女への邪淫で卑猥な煩悩が湧き上がってき
ていました。
 僕は自分から上布団を跳ね除け上体を起こすと、髪を乱し汗にま
みれた顔の義母の腕を取り引き寄せると、布団に仰向けにして、飢
えた狼のように彼女の上に覆い被さりました。
 窮屈な姿勢でいきり立った僕のものを長く咥えていた義母は、息
もまだ荒くしていましたが、僕の暴走は止まることなく、彼女の唇
を荒々しく塞ぎにいきました。
 「ううっ…」
 息も絶え絶えなくらいになっていた義母はなす術もなく、苦しげ
にただ呻くだけでした。
 その頃の僕はもう自分が風邪引きの身であるということも、すっ
かり忘れきっていて、義母をつらぬきたいという欲望の虜になって
いました。
 義母の下半身の布地の全てを荒々しく脱がし、白くて細い両足を
大きくおし拡げて、彼女の下腹部の黒い茂みの中へ
自分の顔を深く押しつけていきました。
 「ああっ…そ、そんな…乱暴にしないで」
 されるがままの状態の義母の声は、最早抗う気力すらなく、か弱
くかすれ気味になっていました。
 義母の茂みの中の襞を舌で強引に割り込み、中に舌先を伸ばし入
れると、彼女のその部分はすでにしとどな滴り状態になっているの
がわかりました。
 「亜紀子、ここ、すごく濡れてるよ」
 「ああっ…い、いわないで」
 「亜紀子先生は淫乱…?」
 「あ、あなたが…こ、こんなことさせるから…ああ」
 「早く僕のちんぼがほしい、ほしいっていってるようだ」
 「ああ…か、風邪引いてるのに…あなた」
 「亜紀子のお蔭でもう治ってる」
 それは僕が本当に思った気持ちでした。
 布団の中に義母が入ってきてしばらくの間、僕は気持ち的に昂ま
っているはずが、男としての機能にいつもと違う変調をきたしてい
たのが、彼女の口での愛撫で瞬く間に復活したのは、僕自身も少し
驚いたことでした。
 僕の舌が義母の茂みの中の襞を割って自在に動くたびに、彼女は
熱いかすれた喘ぎの声を間断なく上げ続けました。
 そして僕のものが義母の茂みの中の襞を割り込んで、濡れそぼっ
た柔肉の中に音が立つかのようにずぶずぶと突き刺さった時、彼女
はおそらくそこで短く意識を失くしたかのように声を詰まらせ、全
身の動きが止まったのでした。
 心地よい狭窄感を充分に感じながら、義母の柔肉の深い部分まで
到達した僕のものをゆっくりと引いた時、彼女は意識を覚まし、ま
た激しい喘ぎの声を上げ、汗にまみれた顔に悶えの表情を露わにし
続けたのでした。
 「ああっ…こ、浩二さん…いいっ…いいわぁ」
 「僕もだよ、亜紀子」
 「わ、私は…悪い女…か、風邪を引いてる…あ、あなたなのに」
 「このまま、ずっと夜までいたい」
 「ああっ…好きっ…し、死ぬほど、あなたが好き」
 「僕もだっ…ううっ」
 何度味わっても飽きることは絶対にないめくるめくような快感の渦
が、どこか知らないところから、また僕と義母に襲いかかろうとして
きていました。 
 永遠にこの時間が続くなら、もう死んでもいいと僕は思って、義母
のほうもきっと同じ気持ちだという確信を持って、彼女の体内深くに
いつも以上に熱く滾った迸りを激しく放出させ、果て終えました。
 それから数時間、僕はそれこそ息を途絶えさせたかのように意識を
失くしていました。
 「浩二さん…」
 と優しく呼びかける義母の声に目を覚ましたのは、窓に冬特有の赤
い西日が差す四時半近い刻限でした。 
 朝と同じ焦げ茶色のニットのアンサンブル姿で、美しく化粧下義母
の優しい笑顔が僕の顔の真上にありました…。

      続く  

※元投稿はこちら >>
15/09/06 02:02 (8WDVvdq3)
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